初の大学日本一を、悲願の大学日本一を目指す関西大学リーグ覇者の天理大学が、関東大学対抗戦Aグループ覇者の明治大学を41ー15で破り、3度目の決勝進出を決めました。
こんにちは、KazublogのKazuです。1月2日第57回全国大学ラグビー選手権大会準決勝が秩父宮ラグビー場で2試合行われ、第2試合で天理大が明治大を破り決勝進出を決めました。
12月に行われた早明戦(関東大学ラグビー対抗戦の早稲田大対明治大)のあとブログにも掲載しましたが、天理大が面白い。個人的には明治大が勝つ確率が高いと思っていた戦前予想でしたが、天理大が体格差を跳ね返して、明治の攻撃を封じ込みました。攻撃を封じ込めたというより、完全に試合巧者ぶりというかトライを取り慣れている様な試合運びで自分達のラグビーを実践し、予定通り勝利を掴んだといったこころでしょうか。
その勝利した天理大学、一つ目立ったウィークポイントがラインアウト。マイボールを支配できない場面が多々ありましたので、決勝戦では早稲田大学はラインアウト主体の攻撃パターンを多々用意してくるのではないでしょうか。
現在全国高校ラグビー選手権大会も開催しておりますが、高校ラグビーは西高東低(関西の高校に強豪校が多い)の状態が続いております。卒業後関東の強豪校へ進学する為、関西の大学はどうしても劣勢な状態が数十年続いておりますが、2012年1月8日(2011年度大会)国立競技場で行われた大学ラグビー決勝、帝京大学対天理大学。結果は15対12で帝京大学が勝利し、大学選手権3連覇となりましたが、その時の天理大のチームは後の日本代表立川首相を中心とした柔よく剛を制すといった、体の小さな日本人はこうした試合運びをすれば体の大きなチームに勝利出来る!お手本の様なチームでした。10連覇を目指していた帝京大学に黒星を付けたのも天理大学。当時のチームより体も大きく厚くなり、また攻撃の要であるセンター フィフィタのアタックと、そのフィフィタを上手くダミーとしてテンポの良い展開で対早稲田戦へ望んで貰いたい。また、初の大学選手権優勝を勝ち取って貰いたいです。
ディフェンスが両チームとも良い為、外での勝負(ウィングへの展開)になると思われますので、トライ後のコンバージョン成功率が勝敗の分かれ目の可能性も、、、。
天理大は自慢の低いスクラムからの連続攻撃、早稲田大はラインアウトからの展開が決勝戦の見どころと、準決勝2試合をテレビ観戦しての決勝予想です。個人的には、明治大を破った天理大の初優勝してもらいたいですね。
それと、昨年は早稲田大、一昨年は明治大が大学選手権を制しましたが、天理大他大学のレベルアップは間違いなく帝京大の9連覇の功績が大きいでしょう。来年以降帝京大の復活、関東リーグ戦の東海大、関西の同志社等それぞれベストな状態で大学選手権が開催できることを願います。
決勝戦、注目の一戦です。

コメント
[…] […]
[…] […]