「14インチのMacBook Pro購入を検討しているけど、少しでも費用を抑えたい…」
こういった質問が先日ありました。
M4 Pro搭載MacBook Proのベースグレードが328,800円で購入可能ですが、今「M1 Pro搭載MacBook Pro」を購入しても大丈夫なのでしょうか!?
M5チップ搭載のMacBook Pro 14インチが発表された今(2025年10月15日発表)、新旧MacBook Proを比較した上で、「これから購入するならどちらを選択すべきか!?」についてみてみましょう。

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結論|M1 Pro MacBook Proはちょっと待った!
いつも通り結論から入りましたが、今M1 Pro搭載 MacBook Proの購入は控えましょう。理由は後で解説しますが、その前に「M1 Pro / M2 Pro」の仕様の比較をみてみましょう。
| M1 Pro MacBook Pro14㌅ | M2 Pro MacBook Pro14㌅ | M4 Pro MacBook Pro | |
| 発売年月日 | 2021年10月 | 2023年1月 | 2024年11月 |
| カラー | スペースグレイ / シルバー | スペースグレイ / シルバー | スペースブラック / シルバー |
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搭載チップ(SoC)
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Apple M1 Pro | Apple M2 Pro | Apple M4 Pro |
| 6つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した8コアCPU【8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU(上位モデル)】 | 6つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した10コアCPU【8つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した12コアCPU(上位モデル)】 | 10の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大14コアのCPU | |
| 最大16コアのGPU | 最大19コアのGPU | 最大20コアのGPU | |
| 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | |
| 200GB/sのメモリ帯域幅 | 200GB/sのメモリ帯域幅 | 273GB/sのメモリ帯域幅 | |
| メディアエンジン | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW
ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW
ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW
ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード |
| メモリ | 16GB / 32GB | 16GB / 32GB | 24GB/ 48GB |
| ストレージ | 512GB / 1TB / 2TB / 4TB / 8TB | 512GB / 1TB / 2TB / 4TB / 8TB | 512GB / 1TB / 2TB/ 4TB |
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ディスプレイ
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14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 14インチLiquid Retina XDRディスプレイ |
| 3,024 x 1,964ピクセル | 3,024 x 1,964ピクセル | 3,024 x 1,964ピクセル | |
| XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) | XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) | XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) | |
| SDR輝度:最大500ニト | SDR輝度:最大500ニト | SDR輝度:最大1,000ニト(屋外) | |
| 高さ | 1.55cm | 1.55cm | 1.55cm |
| 幅 | 31.26cm | 31.26cm | 31.26cm |
| 奥行き | 22.12cm | 22.12cm | 22.12cm |
| 重量 | 1.6kg | 1.6kg | 1.6kg |
| カメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 1080p HDビデオ撮影 |
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オーディオ
|
フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム | フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム | フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム
ワイドなステレオサウンド |
| 空間オーディオに対応 | 空間オーディオに対応 | 空間オーディオ 非対応 | |
| 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | |
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ポート
|
Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 | Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 | Thunderbolt 5(USB-C) |
| HDMIポート | HDMIポート | HDMIポート | |
| SDXCカードスロット | SDXCカードスロット | HDMIポート | |
| MagSafe 3充電ポート | MagSafe 3充電ポート | MagSafe 3充電ポート | |
|
ワイヤレス
|
802.11ax Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E(802.11ax) | Wi-Fi 6E |
| Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | |
| セキュア認証 | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
|
電源とバッテリー
|
最大11時間のワイヤレスインターネット | 最大12時間のワイヤレスインターネット | 最大17時間のワイヤレスインターネット |
| 最大17時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大20時間のApple TVアプリのムービー再生 | |
| 70Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 70Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 58.2Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | |
| 67W USB-C電源アダプタ(8コアCPU搭載M1 Proに付属) | 67W USB-C電源アダプタ(10コアCPU搭載M2 Proに付属) | 67W USB-C電源アダプタ | |
| 価格 | 274,800円(税込)から | 288,800円(税込)から | 328,800円(税込)から |
この表から、どちらを選択すべきか考えてみます。
M1 ProよりM4 Proが断然おすすめ!
仕様を比較してみると、M4 Proの進化した点は次の3点です。
・ワイヤレス通信企画
・バッテリー稼働時間
この中で最も大きな進化は搭載チップが「M1 Pro」から「M4 Pro」へ進化したことですが、今M1 Pro搭載のMacBook Proを利用している方が、M4 Pro MacBook Proに買い替えた場合、搭載チップのスペックの違いをはじめ、バッテリー駆動時間の違いなど多くの面で進化を感じるでしょう。

M4 Proと以前のMacBook Proモデルとの比較。3Dレンダリングの場合 引用 : Apple

M4 Proと以前のMacBook Proモデルとの比較。ビデオ処理の場合 引用 : Apple
「 M1 Pro」チップもとても優れた性能なので、プロのクリエーターがMacBook Proに非常に大きな負荷をかけない限り、充分今でも利用可能なMacではあります。
ただこれから購入という点では、今M1 Pro搭載MacBook Proを購入するよりも、M4 Pro若しくはM3 Pro搭載のMacBook Proを選択する方がOSサポート期間の面でもおすすめです。
Apple認定整備済製品がお得!
今からM3 Pro搭載 MacBook Proを購入するなら、 Apple認定整備済製品がおすすめです。
M3 Pro搭載のMacBook Pro購入を検討されているならば、動画編集などクリエイティブな利用を目的としていることでしょう。
動画編集では大容量のストレージを必要としますので、1TB搭載の整備済製品は非常に魅力です。ただ、Apple認定整備済製品は在庫が限られますので、欲しい時にない可能性の方が高いです。
まだM1 Pro MacBook Proの取り扱いのある店舗もあるが、
新品未開封の「M1 Pro MacBook Pro」を取り扱っている店舗も多少ありますが、メモリ16GB / ストレージ512GBが24万円弱で販売されており、新型のM4 MacBook Pro 14インチ メモリ16GB / 512GB が248,800円なので、性能面とOSサポート期間などを考慮すると「M4 MacBook Pro」を選択した方が無難でしょう。

また、12コアCPU/16コアGPU/メモリ24GB/ストレージ512GBのベースモデルである「M4 Pro MacBook Pro 14インチ」が328,800円で購入可能です。
「これから長期間利用の予定で80,000円の差」なら、M4 Pro MacBook Proを購入する方がベターかもしれません。
分割で購入するならM4 Pro MacBook Proの方がベター!
頑張ってM4 Pro搭載MacBook Proを購入する場合、支払いを分割払いにする場合も多いです。
分割払いで購入するなら、分割回数にもよりますが先ほどの価格差「80,000円」はそれ程大きな差ではなくなりますので、 M4 Pro搭載のMacBook Proを購入した方が良いでしょう。
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ただ、殆どの方はM4 Pro MacBook Proよりも2024年発売の「M4 MacBook Air」や「M4 MacBook Pro」で充分満足できる性能ですので、「利用用途」や「価格」を熟考した上で選択することをお勧めします。
Macは、あなたの for Better Life を更に一段上へと導いてくれるでしょう。
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