2024年5月にiPad ProがM4チップを搭載して、そして2025年3月にiPad AirがM3チップを搭載して発売されました。
昨年2024年にはiPad miniが「A17 Pro」チップを搭載し「Apple Intelligence」に対応し、最小ストレージ容量128GBモデルで78,800円、iPad Air(M3)と同時に発売のiPad(A16)も最小ストレージ128GBで58,800円と実質値下げで登場しました。
その最新のラインナップの中で、お求めやすいiPadといえば「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種になります。
今からiPad購入を検討している方や、iPadを利用しているけど殆どが閲覧主体の利用の場合は、機能的にも性能的にもiPad(A16)で充分であり、iPad AirやiPad Proなどを選択する必要はありません。
今回は、iPad(A16)とiPad mini(A17 Pro)の性能・機能面を中心に、どういった方やどういった利用が中心なら、どちらの機種がおすすめか比較していきます。
iPadとiPad mini!どちらが適している?
どちらもオールスクリーンのiPad(A16)とiPad mini(A17 Pro)ですが、大きな違いはディスプレイを含めたサイズの違いです。
それを元にどちらの機種がどういったシーンに適しているかを簡単に説明すると、
- 家での利用が多く、少しでも大きい画面を希望ならiPad(A16)
- 携帯性を重視するならiPad mini(A17 Pro)
となるでしょう。
ディスプレイ性能の面など、この2機種には大きな違いがありますが、利用する場所が家が多いのか、外出先での利用も多いのかで大きく変わってきます。
これ以外にも適した活用シーンはありますが、今回はこのシチュエーションをベースにみていきます。
性能面を含めた両機種の違い
それでは、「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種の性能面の違いについて、比較していきましょう。
サイズと重量の違い
はじめに、「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種のサイズと重量の違いについて比較していきます。
まず「iPad(A16)」ですが、サイズは次の通りです。

iPad(A16)のサイズ 引用 : Apple
サイズ的には、iPad AirやiPad Proの11インチとほぼ同じですが、他の11インチクラスのiPadよりも重量は多少重い477g(Wi-Fiモデル)となています。ただ、500mlのミネラルウォーターよりも軽いので、バッグへ入れた際にそれ程重みを感じるような重量では無いです。
「iPad mini(A17 Pro)」のサイズは次の通りです。

iPad mini(A17 Pro)のサイズ 引用 : Apple
他のiPadよりも一回り小さいサイズで、重量も293g(Wi-Fiモデル)と他のiPadと比べて格別に軽く、利用中も苦にならない重さです。1世代前のiPad mini 第6世代とサイズ・重量ともに同じです。
搭載チップの違い
次は「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種の搭載チップの違いを比較します。
「iPad(A16)」はA16を搭載、「iPad mini(A17 Pro)」はA17 Proを搭載しています。
iPad AirにM3チップ、iPad ProにM4チップを搭載している今、どうしても「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」にスペック的に大丈夫なのかという心配をする方も多いですが、元々iPadは閲覧中心での利用が多いですし、iMovieでの動画編集も可能なチップですので心配は無用です。

価格.comリサーチ No.044 図12 利用目的(購入前後別)(複数回答)より引用
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ディスプレイ性能の違い
次は「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種のディスプレイ性能の違いを比較していきます。
ディスプレイ性能の差は両機種で大きく違い、「iPad mini(A17 Pro)」は「フルラミネーションディスプレイ」や「反射防止コーティング」に対応しており、あらゆるシーンで使いやすい仕様となっています。
持ち出しやすい「iPad mini(A17 Pro)」としては、反射防止コーティングは日中の外出先でも、タッチ操作の際は勿論、Apple Pencil利用の際のペン先の接点の密着感にフルラミネーションディスプレイは「iPad mini(A17 Pro)」の利用を更に便利にしてくれます。
利用可能なキーボードの違い
「iPad(A16)」と「iPad mini(A17 Pro)」の2機種の利用可能なキーボードの違いを比較しましょう。
「iPad(A16)」にはApple純正の「Magic Keyboard Folio」が用意されており、長文入力を予定されている方にとっては、嬉しいアクセサリーです。
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一方、「iPad mini(A17 Pro)」にApple純正のキーボードは用意されていません。ただ、Bluetooth接続のキーボードを利用することが可能なので、使い慣れたキーボードをそのまま利用することが可能です。これは、「iPad 第10世代」でも使い慣れたキーボードを利用することも可能です。
iPad(A16)がおすすめの人
iPad(A16)を利用するのがおすすめの人として、
- iPadビギナー
- WEB閲覧やKindleなどでの読書をある程度大きい画面で利用したい人
- 長文入力する機会があり、Apple純正Magic Keyboard Folioを利用したい人
iPad(A16)は最小ストレージが128GBと実質値下げで販売され、iPadビギナーの方にお勧めできる機種です。
また、iPadとして必要充分な性能であり、iPadで長文入力する際にApple純正のMagic Keyboard Folioと合わせて利用できるのも魅力の機種です。

iPad mini(A17 Pro)がおすすめの人
iPad mini(A17 Pro)を利用するのがおすすめの人として、
- なるべく小さいiPadを利用したい人
- 11インチや13インチのiPadを所有していてサブ機として
- 外出先でも利用が多く、コンパクトさを重視する人
- サイズは小さくても、フルラミネーションディスプレイを望む人
iPad mini 第6世代は2024年のiPad ProとiPad Air発売に合わせて価格が引き上げられ、高額なiPad miniとなってしまいました。
そして2024年10月発売のiPad mini(A17 Pro)は、128GB/Wi-Fiモデルで78,800円と販売価格が下げられました。
ただ、そのちょうどいいサイズは購入後の利用頻度も踏まえると、価格以上の価値があるとiPad miniヘビーユーザーである筆者は感じています。

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