こんにちは、KazublogのKazuです。
昨日ブログに掲載した天理大の準決勝での勝利ですが、勝因を深掘りする為、再度録画した試合を確認しました。
前半2分 天理大の14番土橋君の先制トライ。フォワード・バックスが縦に縦にと繋ぎ、フィフィタ君が縦に突くことにより明治大ディフェンスの数を予定通り減らせたことで外に展開。フィフィタ君の中央突破を警戒した明治大のディフェンスに穴を開けさせた天理大の予定通りのトライ。SOの松永君のトライ後のコンバージョンが失敗したときは、この2点が後々響かなければと思ったが、トライを重ねる天理大には無用な心配だった。
前半9分 天理大ゴール前での明治大の攻撃を天理大は確実なタックルで止め続け、ジャッカルに入った天理大が明治大のペナルティを誘い守り勝ち。だが、その後のマイボールラインアウトがまた失敗し明治大のボール支配に。天理大のペナルティのアドバンテージを得た明治大はスクラムを選択。このスクラムで明治大は押し込んで天理大に対しフォワード戦での優位な立場をアピールしたかったが、天理大が逆に押し込みその後マイボールにしてフィフィタ君が巧みなキックコントロールで明治大ゴールライン5メートルまで陣地挽回。この前半13分までの攻防で天理大フィフティーンは十分に自分達のラグビーをすれば勝てる試合と感じたのではないか。
あと、前半27分ラックからのHO佐藤君のトライ。明治大ディフェンスをけん制した瞬間に飛び込んでのトライ。トライの取り方に慣れているというか、攻め側の優位性を最大限生かすことのできる強かさ等試合巧者なチーム。
フェーズを重ねてもフォワードの集散も早く、サポートが早いので攻めていても孤立することがない。テンポの良い球出しをするSH藤原君・SO松永君のハーフ団。相手をよく観ている藤原君の判断と、フィフィタ君を上手く使うSO松永君のゲームコントロールは早稲田大との決勝戦で、”いつも通り”の天理大のラグビーをすることができれば、初優勝も可能ではないでしょうか。
後半試合途中からの明治大箸本キャプテンの表情がなんとも言えない表情に、、、。明治大の“前へ”に憧れ、特待生として勧誘された大学を断って明治大への進学を夢見ていた私の贔屓目でも、天理大が完勝した試合でした。
対抗戦での早明戦の記事などはこちら
対抗戦王者明治が関西リーグ王者天理に敗北 〜全国大学ラグビー〜選手権 準決勝〜


明治大部員の思いも背負い、天理大には是非決勝戦を制して初優勝してもらいたい。
そのためにも、マイボールラインアウトの改善と、途中交代した11番ハビリ君の回復が間に合うか、、、。
それではまたお会いしましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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