パソコンよりも起動が早く、また持ち運ぶにも軽い為、より気軽に使用できるiPad。
そのiPadの頂点に位置するiPad Pro(M5)の発表がありましたが、価格もPro!
iPad Proにしか採用されていない「ProMotion」ディスプレイを利用したいだけなどの場合、最新で非常に高額なiPad Pro(M5)を選択する必要がない場合が多いです。
高額なM5チップ搭載の新型iPad Proを今購入するのか、それとも旧型で人気のあるM1搭載の2021年モデル若しくはA12Z Bionic搭載の2020年モデルを比較的安く購入した方が良いのか!?迷いますよね。
今回は、そんなiPad Proどちらを選択するべきかを比較・解説していきます。


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2022年モデルのiPad Pro(M2)がお勧めです!
まずは結論!
今、iPad Proを購入するなら2022年もしくは2021年モデルのiPad Proがおすすめです。
ただし、「お求めやすい価格の場合」です。
11インチ、12.9インチともにお求めやすい価格の場合は、2022年型のM2搭載モデルを購入することをおすすめします。
理由はこれから詳しく解説していきます。

新旧iPad Pro比較
iPad Pro(M1)とiPad Pro(A12Z Bionic)の機能面の進化を比較しましょう。
11インチモデルを元に比較します。
| 2021 iPad Pro 11インチ | 2020 iPad Pro 11インチ | |
| パフォーマンス | デスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つ 8コアCPU 8コアのグラフィックス 次世代のNeural Engine |
デスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つA12Z Bionic Neural Engine |
| ストレージ容量 | 128GB
256GB 512GB 1TB 2TB |
128GB
256GB 512GB 1TB
|
| インカメラ | TrueDepthカメラ(超広角カメラ搭載)
12MPの写真 ƒ/2.4絞り値 2倍の光学ズームアウト センターフレーム |
TrueDepthカメラ
7MPの ƒ/2.2絞り値 |
| コネクタ | Thunderbolt / USB 4対応の |
USB-Cコネクタ |
| 通信(Cellularモデル) | 5G | 4G |
| ディスプレイ※ | Liquid Retina IPSテクノロジー搭載11インチ(対角)LED |
Liquid Retina IPSテクノロジー搭載11インチ(対角)LED |
| Apple Intelligence | 対応 | 非対応 |
※12.9インチモデルのディスプレイは、IPSテクノロジー搭載12.9インチ(対角)ミニLED
2021年モデルiPad Proで進化した機能
2021年モデルで進化した機能をみてみましょう。
パフォーマンス

M1チップに詰め込まれたパワフルなカスタムテクノロジーにより、iPad Proはあらゆるプロのワークフローに対応できます。
引用 : Apple
まず大きく進化した箇所はチップ。
2020年モデルはA12Z Bionicですが、2021年モデルはMacBook AirやMacBook Pro、Mac miniへも搭載されたM1チップを搭載。
A12Z Bionicと比べ、8コアCPU(最大16コアCPU)のM1チップは最大50パーセント高速、8コアGPUは最大40パーセント高速と数値的にはずば抜けた性能を手に入れた、まさにProです。
そして、M1チップ搭載モデルのiPad Proは「Apple Intelligence」を利用することが可能ですが、A12Z Bionic搭載モデルはApple Intelligenceには非対応となります。
今後、AIの有効活用は必須と言っても良いでしょうから、この差は結構大きいでしょう。iPad Pro本体でApple Intelligenceが利用できなくても、ChatGPTは利用することは可能ではあります。
ストレージ容量
これまでiPad Proのストレージ容量は最大1TBでしたが、2021年型iPad Proは最大2TBを選択することが可能になりました。
これは4K動画を編集・保存する方にとってはありがたいスペックですが、1TBと2TBの価格差は48,000円(税込)とかなりの価格差があります。
この価格差はかなり大きいです。
私でしたら、1TBを選択して2TBの外付けSSDを購入します。お釣りも来ます。
インカメラ
2020年モデルのインカメラは7MPのTrueDepthカメラでしたが、2021年モデルは12MPの超広角カメラ搭載TrueDepthカメラです。
リモートワークやビデオ会議、またビデオ通話する際に iPad Pro を利用するのであれば、インカメラの性能が上がったことはとてもありがたいです。
このインカメラは被写体が動いても追いかけてくれるセンターフレームという機能があり、リモートワークなどで多少カメラの前で動いてもカメラで追ってくれ中央に配置してくれる機能です。
コネクタ
2021年モデルはThunderbolt/USB 4対応のUSB-Cコネクタへと進化。ThunderboltはこれまでのUSB-Cよりも高速なデータ転送が可能で、容量の大きいファイルも短時間で転送することが可能です。
4K動画のデータ転送にはありがたい機能でもあります。
4Gから5Gへと進化
2021年モデルのiPad Proの通信は5G対応となりました。
ただ現在まだ5Gエリアはごく一部で、その利便性を得られる機会は少ないです。
ディスプレイ(12.9インチのみ)

12.9インチiPad ProのLiquid Retina XDRディスプレイは、iPad史上最高のディスプレイです。 引用 : Apple
2021年モデルの12.9インチタイプのみですが、Liquid Retina XDRディスプレイへと進化しました。
IPSテクノロジー搭載12.9インチ(対角)ミニLEDバックライトMulti-Touchディスプレイは、10,000個以上のミニLEDを光源とし、高い輝度を実現しています。
iPad で写真の現像をする方にとってこのディスプレイはありがたいでしょう。
大きく進化した機能はこういった箇所です。


iPad Pro(M1)最大の魅力は!?
iPad Pro 2020年モデルは既に完成されていると言っていいくらい優れた機種と感じています。
ですが、iPad Pro(M1)は高機能・低電力と優れたM1チップ搭載で、今年の秋登場のiPadOSで注目の「Apple Intelligence」に対応しているのがiPad Pro(M1)をおすすめする大きな理由の一つです。
iPad Pro(A12Z Bionic)でアプリが落ちることもないですが、「Apple Intelligence」に対応していない点が残念。
「Apple Intelligence」をはじめ、今後クリエイティブな利用を検討している方は、ストレージ容量も最大2TB選択できるのも嬉しい点。ただ、個人的には512GBあれば充分だと感じますが、1TB以上のストレージを選択すると搭載メモリーが16GBになるのも見逃せません。
前項でも記載しましたが、2TBと1TBの差額で外付けSSDを購入することで対応可能です。
5Gは前述の通り。またThunderboltやセンターフレームカメラはあると便利ではありますが、無くてもそれ程困らない機能ではないかとも感じます。
買うならこのiPad Pro

引用 : Apple
2025年5月現在、2022年型iPad Pro(M2)の新品を扱っているショップは殆どなく、Amazonの整備済み品でお得に購入することも可能です。

新型を定価で購入する場合と旧型を購入する場合を比較すると、余程のクリエイティブなタスクを行う以外、その価格差で体感できる機能はそれ程多くないと私は感じます。
ただ旧型も在庫限りとなりますので、iPad Pro購入を検討されている方は早めにご購入されることをおすすめします。
またAppleの整備済製品を狙うという方法もありますが、目当の機種が整備済製品として販売されるかも判らないため、やはり在庫があるうちに早期購入される方が良いでしょう。
将来、M5チップを活かす新たな機能やアプリが出てくることもあるかもしれません。iPadでバリバリ動画編集やRAW現像やイラストを描きたい方などは、最新のiPad Proは最高のツールとなるでしょう。
一日も早くiPad Proを手に入れて、for Better Lifeのツールとしましょう!

iPadやMacをの利用を始めてからプログラミングやアプリ開発に興味を持たれる方が増えてきています。
ただスクールへ通いたいけど通えないといった状況の方が多いのも現実としてあります。
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近くにスクールが無かったりスクールへ通う時間をかけたくない方にはオンラインスクールがおすすめです。



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