M2 MacBook Pro と M2 MacBook Air が発売された今、様々な機種との比較をされる方も多いでしょう。
一般モデルとして手頃な価格で販売されている 「MacBook Air」 と、CPUやGPUなどの性能が高くプロ仕様モデルとして販売されている 「MacBook Pro」 の2種類に分けられていますが、一般モデルである 「MacBook Air」の性能も価格も上がってきた為、購入前の比較としては非常に難しい構成でもあります。
今回は今発売されている「MacBook」の中で、色々な条件が同じならばこのモデルを選択した方が満足度が高く感じるであろう2機種を比較してみます。
最初にこの比較
比較するのは「M2 MacBook Air」と「M1Pro MAcBook Pro14インチ」
この2機種です。
最初に比較表をご覧ください。
上の表でも解る通り、スペック的には M1Pro MacBook Pro14インチの方が上回っています。
M2チップは通常多く利用する高効率コアの処理速度が向上したという利点がありますが、トータル的にみて「M1 Pro」チップを搭載している MacBook Pro14インチの方が性能面では確実に上の機種です。
ただ価格を比較すると、同じ236,800円。
これは M2 MacBook Air は『新品』、M1Pro MacBook Pro14インチは『整備済製品』ですので同価格なのですが、Appleの一年間の保証の付いている『整備済製品』ならば M1Pro MacBook Pro14インチの方がお得だと感じるのではないでしょうか。
整備済製品についてはこちらを参照してください。
新品に拘らないなら、MacBook Pro14㌅がおすすめ!

Appleホームページより引用
見出しの通りではありますが、新品に拘らないなら同じ価格で購入可能な M1Pro MacBook Pro14㌅が断然おすすめです。
そもそも M2 MacBook Air の購入を検討されている方であれば、ある程度拘った動画編集を目的で購入されるはずです。
その理由として、
・M1チップに非搭載だったメディアエンジンを搭載
・最大24GBを選択可能なユニファイドメモリ
こういった点が M2 MacBook Air を選ぶメリットであり、そもそも動画編集にそれ程拘りがない方であれば、M1 MacBook Air でも充分すぎる性能であるからです。
MacBook Pro と MacBook Air の最大の違い

引用:Apple
MacBook Pro と MacBook Air の最大の違い、それは
「冷却ファンを搭載しているか搭載していないか」
です。
M1チップが登場した2020年、M1 MacBook Air を購入された多くの方がバッテリー持続性能の良さに驚きました。
それと同時に、発熱によりCPUの処理速度を落とすこと(サーマルスロットリング)の少なさもM1のメリットとして取り上げる方も多かったです。
実際、私も使用している M1 MacBook Air でそういった経験は今のところありません。
ただ、高負荷を長時間かけ続けるようなタスク処理をした場合、例えば4K60fpsの長尺動画を何本も編集・書き出しするような場合、冷却ファン搭載の MacBook Pro の方が作業する上では非常に有利です。
M1Pro MacBook Pro14インチ(16インチ)は、そうしたハードなタスクを日常的に多くこなす方にとってはベストな Mac と言えます。
本来なら新品で274,800円で購入の M1Pro MacBook Pro14インチ(同スペック)が、新品同様の保証が付いて38,000円安く購入可能な整備済製品は非常に魅力です。
「後々色々したくなる!」Mac の魅力です

引用:Apple
プライベートで4K動画編集をする機会はこれから益々増えると思われますし、3Dレンダリングなど更に高スペックな機種を必要とする作業に手を出したくなることもあるかもしれません。
不思議と Mac はそういった一歩も二歩も上のことに挑戦したくなる「魅力」を持っています。
そのような場合、高性能コアが多く冷却ファンを搭載している M1Pro MacBook Pro の方がスムーズに作業を進めることが可能です。
選択の基準
「GPU10コア / 16GBユニファイドメモリ / 512GB SSD」が同じ価格で購入可能なら、
| M2 MacBook Air【新品】 | M1 Pro MacBook Pro14インチ【整備済製品】 |
| ・カラーが気に入った | ・将来的に色々試してみたい |
| ・整備済製品は好まない | ・高性能な Mac をお手頃価格で購入したい |
| ・利用する目的がはっきりしている | ・高負荷な作業をすることが予め多いとわかっている |
これを選択の一つの基準としてみてはどうでしょう。
そして、高負荷なタスクをすることが少ないと解っているなら、M1 MacBook Airが費用的にもおすすめです。
今回は、CPU / GPUコア数、搭載メモリ16GB、ストレージ容量512GBと条件が同じにも関わらず、価格も同じ236,800円で購入可能な「2機種」の比較を中心に解説しました。
迷うところではありますが、利用用途をはっきりさせておくことができれば購入後に後悔することも少なくなるでしょう。
8コアCPU、10コアGPU
16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ
16GBユニファイドメモリ
512GB SSDストレージ
価格 236,800円
8コアCPU、14コアGPU
16コアNeural Engine、200GB/sのメモリ帯域幅
14.2インチ(対角)Liquid Retina XDRディスプレイ
16GBユニファイドメモリ
512GB SSD
価格 236,800円(7/14 整備済製品ホームページの掲載価格)
(参考:新品での価格 274,800円)
ベースグレードモデルの購入はAmazonがお得です。

ほぼ毎日Apple製品、特に Mac や iPad、iPhone に関する情報を掲載していますので、Twitterでフォローしていただくと更新内容の通知が届きます。
ぜひフォローお願いします。
@Kazu_blog
iPhone でSafariをご利用の方のブックマーク方法はこちら
iPhone でChromeをご利用の方のブックマーク方法はこちら
androidスマホをご利用の方のブックマーク方法はこちら






















コメント