iPhoneはiOS、iPadはiPadOS、そしてMacはmacOSの元でそれぞれ動作しているのですが、それぞれのOSのサポート期間が長いことがApple製品のメリットでもあります。
iPadもiPhoneもMacもサポート期間が長い為、当然長く利用することが可能です。
iPhone15 Proで、最大4K・60fpsのProResビデオ撮影を直接外部ストレージへ保存できる様になり、iPhone16 Proを購入された方でもそれをそのままMacで編集をする方も多くなると思われます。
性能的には、MacBook Air(M4)やMacBook Air(M3)で充分な性能ですが、長期間1台のMacを利用し続けるのであれば、「M4 Pro MacBook Pro 14インチ」や「M4 MacBook Pro 14インチ」などのハイスペック機を選択することもおすすめな理由について、今回は深掘りしていきます。
M4チップ搭載のMacBook Proが発売されましたが、敢えて「M3 ProやM2 Proチップ搭載 MacBook Pro」をおすすめする理由も紹介します。
最新macOSの対応機種
2025年3月現在、最新の「macOS Sequoia」に対応している機種は以下の通りです。

macOS Sequoia 対応機種 引用 : Apple
この対応状況からみますと、MacBook Airは2020年以降、MacBook Proは2018年のモデルまで最新の「macOS Sequoia」に対応していますので、現行モデルもおよそ5〜6年後の最新macOSにも対応するのではないかと考えられます。
2023年発売のM2 Pro/M2 Max搭載のMacBook Proも同様におよそ5〜6年後まで最新のmacOSに対応機種となっているでしょう。
同様に2020年製のM1搭載 MacBook Airも今後2年はmacOSのサポートはあると予想できます。
では次に2025年3月現在発売されているMacBookの機種比較をしていきましょう。
MacBook Air/Pro14㌅の機種比較

引用 : Apple
M1 MacBook Airユーザーである私ですが、M1 MacBook Airを購入したのは2021年11月22日、商品到着が12月2日でその時既にM1 Pro/M1 MaxのMacBook Proが発表・発売されていました。
それまではWindowsノートPCと旧型のMacBook Airの併用でした。
そんな私がなぜM1 MacBook Airを選んだのか!?
「機能的・性能的にMacBook Airで充分対応可能だから」
これが理由でした。
ただ、iPhone15 Proで外部ストレージへ直接最大4K・60fpsのProResビデオ撮影を保存できる様になった今、話しは少し違ってくるかもしれません。
実際M1 MacBook Airで何一つ不自由なく利用できていますが、これから購入を検討される方のために「M4 / M4 Pro」の違いについて再度比較してみたいと思います。
また、M4 Maxはプロユースのプロ仕様ですので、ここでは割愛させて頂きます。

基本スペックの違い
現在発売されているM4搭載 MacBook AirとM4搭載 MacBook Pro、そしてM4 Pro搭載 MacBook Pro14インチについて基本スペックをみてみましょう。
| M4 Pro MacBook Pro 14㌅ | M4 MacBook Pro 14㌅ | M4 MacBook Air 13.6㌅ | |
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|
| 発売年月日 | 2024年11月 | 2024年11月 | 2025年3月 |
| カラー | スペースブラック / シルバー | スペースブラック / シルバー | ミッドナイト / スターライト / スカイブルー / シルバー |
|
システムオンチップ(SoC)
|
Apple M4 Pro | Apple M4 | Apple M4 |
| 10の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大14コアCPU | 4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU | 4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU | |
| 20コアのGPU | 10コアGPU | 最大10コアGPU | |
| 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | |
| 273GB/sのメモリ帯域幅 | 120GB/sのメモリ帯域幅 | 120GB/sのメモリ帯域幅 | |
| メディアエンジン | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコードエンジン |
| メモリ | 24GB / 48GB | 16GB / 24GB / 32GB | 16GB / 24GB/ 32GB |
| ストレージ | 512GB / 1TB / 2TB / 4TB | 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
|
ディスプレイ
|
14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ |
| 3,024 x 1,964ピクセル | 3,024 x 1,964ピクセル | 2,560 × 1,664ピクセル | |
| XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) | XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) | 500ニトの輝度 | |
| SDR輝度:最大1,000ニト | SDR輝度:最大1,000ニト | ー | |
|
ポート
|
Thunderbolt 5(USB-C)ポート x 3 | Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 | Thunderbolt / USB 4ポート × 2 |
| HDMIポート | HDMIポート | ー | |
| SDXCカードスロット | SDXCカードスロット | ー | |
| MagSafe 3充電ポート | MagSafe 3充電ポート | MagSafe 3充電ポート | |
| 最大14時間のワイヤレスインターネット | 最大16時間のワイヤレスインターネット | 最大15時間のワイヤレスインターネット | |
| 電源とバッテリー | 最大22時間のビデオストリーミング | 最大24時間のビデオストリーミング | 最大18時間のビデオストリーミング |
| 72.4Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 72.4Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 53.8Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | |
| 70W USB-C電源アダプタ(12コアCPU搭載M4 Proに付属) | 70W USB-C電源アダプタ | デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ(10コアGPU搭載M4に付属、8コアGPU搭載M4の場合はオプションで変更可能) | |
| 価格 | 328,800円(税込)から | 248,800円(税込)から | 164,800円(税込)から |
基本的なスペックのみの比較ですが、こうしてみるとM4 Pro搭載のMacBook ProはGPUのコア数やストレージ容量の選択肢が多いので、動画編集それも4Kや8Kの動画編集を目的としたスペックであることがわかります。
(※価格は2024年11月現在)
最も重要なポイントである「価格」ですが、ベースモデルで328,800円とM4 MacBook Proよりも80,000円高い設定となっており、パーソナルユースという観点からするとおすすめしにくいMacだなぁと感じてしまいますので、性能的にも不満のないM4 MacBook Pro 14インチをここでは「イチオシ」のMacとしています。
こちらもベースグレードが248,800円と販売価格はM3 MacBook Proと同じ上に搭載メモリが16GBと倍増しており、M4 Pro MacBook Proとの価格面で比較すると、「ある意味お買い得」とも言えるスペックとなっています。


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今後更に動画で撮影・編集・保存が増える

いつでもどこでもiPhoneをはじめとするスマホで、どんな状況でも撮影できますので、これから動画で様々な思い出を残す方が更に増え、沢山の動画を保存・編集する機会も増えてくるでしょう。
例えば、
- 旅行先での記録
- 恋人との思い出の出来事
- 新しく産まれたお子さんの成長記録
- 新しく迎えたペットとの思い出
など、色々な出来事を動画で残しておくことで「その当時」を蘇らせてくれます。
今はそれ程動画の撮影・保存・編集などをしていなくても、これからそうした機会が増えてくることが出てくるでしょう。
そうしたことを踏まえ、長期的にMacBookを利用することを前提に購入するならば、M4 Pro搭載のMacBook Pro14インチも決して高い買い物にはならないでしょう。
それを踏まえて価格差についてみていきましょう。
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メモリ・ストレージを同じにした場合の価格差
2024年発売のM3搭載MacBook Air、そして2024年発売のベースグレードM4 Pro搭載MacBook Pro14インチとM4 MacBook Proの3機種をユニファイドメモリを24GB、ストレージ容量を512GBと同条件にした場合の価格差をここで比較してみましょう。
(※価格は2025年3月現在)
| ユニファイドメモリ24GB / ストレージ容量512GB で比較 | |||
| M3 MacBook Air 13㌅ | M4 MacBook Pro 14㌅ | M4 Pro MacBook Pro 14㌅ | |
| 価格 | 224,800円 | 278,800円 | 328,800円 |
|
価格差
|
← 54,000円 → | ||
| ← 50,000円 → | |||
| ← 104,000円 → | |||
M3搭載のMacBook Air(2024年製)とM4 MacBook Pro14インチ(2024年製)の価格差をみると、54,000円の差があり、M4 Pro MacBook Proとの価格差は104,000円もあります。
決してこの金額は安い金額ではないですが、
- macOSのサポート期間の長さを6年
- 「思い出」の編集・保存
といった要素を取り入れてみますとどうでしょうか。
M4 MacBook Pro 14インチを選択した場合、年間9,000円、月で計算すると750円になります。
104,000円の価格差のあるM4 Pro MacBook Pro 14インチを選択した場合、年間約17,400円、月に均すと約1,450円になります。
また、「思い出」の編集もこれから凝った編集などをしてみたいとなった時や、違ったアプリを使ってもっとクリエイティブなことに挑戦してみたいとなった場合はM4 Proのスペックは強い味方になってくれるでしょう。
実際、Macを使ってから様々なクリエイティブなタスクをされる方が非常に多いのも事実です。
Macにはそんなステップアップを促してくれる何かがあるのでしょう。
ストレージ容量は後からどうにでもなります

ここで「512GBのストレージ容量では不足しない!?」といった疑問も出てくるでしょう。
実際様々な思い出を動画で残すとなると、本体容量が512GBでは足りなくなります。
ただ、ストレージ容量が不足した際には外付けSSDやiCloudなどで後から対応することが可能です。

大事なのは、基本となる処理能力と処理速度。
M3チップ搭載のMacBook AirやM4チップ搭載のMacBook Proでも充分なのですが、主に動画編集にこだわりGPU性能を強化したM4 Pro搭載のMacBook Proならば、これから撮影した「思い出」を編集するのに高画素数のミラーレスカメラなどで8K動画の編集などを頻繁に行っても、充分安心して利用することが可能です。
大事に残したい「思い出」と近い将来実行したくなるかもしれない「クリエイティブなタスク」への投資としては「1,450円/月」増は決して高くない価格かもしれないです。
macOSのサポート期間の長さは、MacBook Proと一緒にあなたのfor Better Lifeを応援してくれるでしょう。
きっと for Better Life に欠かせない素晴らしいツールになりますよ。

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