天理大学の優勝で2020年度大学ラグビーが幕を閉じました。関西リーグ代表の大学選手権制覇は、同志社大学の3連覇依頼の36大会ぶり。
こんにちは、KazublogのKazuです。今日12日は午前10時くらいから雪が降り出し、私の住んでいる山梨県でも最高気温が2度に届かない寒い1日となりました。
関西リーグ覇者の天理大が、準決勝で関東対抗戦1位の明治大を、決勝で関東対抗戦2位の早稲田大をそれぞれ圧倒しての初優勝してから一夜。試合内容以上に感じたことが、エリート集団相手にどのようにして戦えるチームを育てるか?
帝京大の10連覇を阻止したのも天理大学。その2年前の天理大もフォワードは、小粒ながらディフェンスの良い両フランカーの運動量と店舗の良い球出しのハーフ団からスピードと走るコース取りの良いバックスリーが印象に残ったチームだった。今年のチームは、体も以前より大きくなったように思えるが、個人の運動量は依然と変わらずに多く、フェーズを重ねても常に相手チームより数的有利な状況を作っていた。80分これを継続するのは結構大変で、セットプレーでその反動がくることがあるチームもあるが、天理大にはほとんどそれもみられなかった。
準決勝で唯一弱点と思われたラインアウトも決勝ではほぼ完璧。スクラムでは圧倒。後半早稲田ゴール前での相手ボールスクラムを押し切ってあげたトライは圧巻でした。
3人の留学生が注目されそうだが、決してその3人に頼ったチームでは決してない。特にセンターのフィフィタ君は自分が突破するべきエリアでディフェンスを引きつけることにより、トライを取れるエリアでは自分にディフェンスを引きつけてから絶妙なパスによりトライを演出。留学生を上手く使うこのチームの完成度の高さとも言うべきか。
小松監督他チームスタッフの素晴らしさも当然ですが、この天理大学の大学選手権制覇から感じたこと、教えて貰ったこと、学んで実践しなければならないことを教えてくれた、素晴らしいチームだったのではないでしょうか!?
ラグビー大学選手権は、関東大学ラグビー対抗戦グループだけが主役ではない!他のチームはどう来年この舞台に来て戦うかが、来年以降の大学ラグビー観戦の見どころかもしれないですね。
そてではまたお会いしましょう。

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