2024年10月28日、プレスリリースで発表のあった『M4 iMac』。
M3同様に「iMac 24インチ」との表記がなく、これからiMacの27インチモデル登場が正直かなり薄くなっています。
Intel製のCPU搭載のiMac27インチを利用していて、Mチップ搭載のiMac27インチの登場を待っている方も多いとは思いますが、発売されるかわからない機種を待つより、2024年11月発売のM4 Mac miniと外部ディスプレイで今利用しているiMac27インチよりも高性能なシステムを構築した方がいいかもしれません。
サッと読み切れる内容となっていますので、参考にしてください。
Mac miniでiMac27インチ以上の性能を!
Intel製チップを搭載しているiMac27インチを利用している方で、Apple Silicon搭載のiMac27インチの登場を待ち望んでいる方は非常に多いですが、どうもiMac27インチの登場はありそうにありません。
そこで、iMac27インチから買い替えを検討している方で、ディスプレイサイズを落としたくない方に、今一番おすすめな組み合わせをいくつかご提案します。
M4 Mac miniの発表がありましたが、整備済製品なども普及しだすと思われますM2 Mac miniやM2 Pro Mac miniを、2023年発売当時の価格を例に出してご提案します。
2024年11月発売のMac mini(M4)もコスパの良いMacとしてお勧めです。価格もM2 Mac miniより6,000円高いだけで、搭載メモリも16GBがベースとなっていますので、Mac mini(M4)に置き換えることにより、更に高スペックなシステムを構築可能です。


M2 Pro Mac miniとStudio Display
スペック的にもディスプレイ的にも充実している組み合わせが、これです。
先ずは、iMac27インチとM2 Pro搭載 Mac miniにStudio Displayを組み合わせた仕様を比べてみましょう。
M2 Mac miniでも性能的には全く問題ないのですが、敢えてMac miniの上位機種を選択してみます。
| 27インチiMac | |||
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|
| 発売年月日 | 2020年 | 2023年 | 2022年 |
| カラー | シルバー | シルバー | シルバー |
|
システムオンチップ(プロセッサ)
|
Intel Core i9プロセッサ(最上位機種) | Apple M2 Proチップ | A13 Bionic |
| 最大10コアCPU | 10コアCPU | 6コアCPU | |
| AMD Radeon Pro 5700 XT GPU | 16コアGPU | 4コアGPU | |
| 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | 8コアNeural Engine | |
| メディアエンジン | ー | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
ー |
| メモリ | 最大128GB | 16GB,32GB | ー |
| ストレージ | 256GB,512GB,1TB,2TB,4TB,8TB | 512GB,1TB,2TB,4TB,8TB | ー |
| ディスプレイ | 27インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ
5K Retinaディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル 500ニトの輝度 広色域(P3) True Toneテクノロジー |
最大3台のディスプレイ:Thunderbolt経由で最大6K解像度、60Hzのディスプレイ2台と、HDMI経由で最大4K解像度、60Hzのディスプレイ1台
最大2台のディスプレイ:Thunderbolt経由で最大6K解像度、60Hzのディスプレイ1台と、HDMI経由で最大4K解像度、144Hzのディスプレイ1台 HDMI経由で最大8K解像度、60Hzのディスプレイ1台または4K解像度、240Hzのディスプレイ1台 |
5K Retinaディスプレイ 27インチ(対角)5K Retinaディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル解像度、218ppi 600ニトの輝度 10億色対応 広色域(P3) True Toneテクノロジーオプション:Nano-textureガラス |
| カメラ | 1080pFaceTime HDカメラ | ー | 122°の視野角を持つ12MP超広角カメラ ƒ/2.4絞り値 センターフレーム |
|
オーディオ
|
ステレオスピーカー | スピーカー |
フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーシステム
ワイドなステレオサウンド ドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質のアレイ 「Hey Siri」に対応 |
| 3.5mmヘッドフォンジャック | ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック | ||
| ー | マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート | ||
| スタジオ品質の3マイクアレイ | ー | ||
|
ポート
|
背面 Thunderbolt 3ポート x 2 | Thunderbolt 4ポート x 4 |
Thunderbolt 3(USB-C)ポート x 1、USB-Cポート x 3
ホスト用アップストリームThunderbolt 3(USB-C)ポート x 1(96Wのホスト充電) 周辺機器、ストレージ、ネットワーク接続用ダウンストリームUSB-Cポート(最大10Gb/s)x 3 |
| USB-Aポート x 4 | USB-Aポート x 2 | ||
| ー | HDMIポート | ||
| SDXCカードスロット(UHS-Ⅱ) | ー | ||
| ギガビットEthernet(オプション:10Gb Ethernetに変更可能) | ギガビットEthernet(オプション:10Gb Ethernetに変更可能) | ||
| 価格 | ー | 184,800円(税込) | 219,800円(税込)から |
M2 Proチップ搭載のMac miniと5K RetinaディスプレイのStudio Displayを組み合わせることで、ディスプレイ性能を落とさずにM2 Proの性能を引き出すことが可能になります。
贅沢な仕様ではありますが、iMac27インチからの買い替えで最も満足できる仕様でしょう。
もちろんM2 Max搭載のMac Studioという選択もありますが、あまりにもハイスペック過ぎますし、この組み合わせの404,600円(税込)〜もちょっと手が出しにくいかもしれません。
2024年11月発売のMac mini(M4 Pro) 218,800円と5K RetinaディスプレイのStudio Displayを組み合わせると「438,600円」となり、それなりに高額なシステムになります。



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M2(M4) Pro Mac miniとLG 27UQ850V-W
ディスプレイをAppleのStiudio DisplayからLG 27UQ850V-Wへと変更することで、Mac本体の性能をそのまま利用することが可能です。
ディスプレイが5Kから4Kへと解像度が低くなりますが、4Kでも充分綺麗なのでこの組み合わせなら、費用を抑えてM2 Proの性能を利用することが可能です。
LG 27UQ850V-Wは、Amazonで84,800円で販売されていますので、およそ27万円で27インチ4Kディスプレイでの利用が可能となります。
M2(M4)Mac miniとStudio Display
一方、ディスプレイ性能はAppleの5Kを利用したいけど、Mac本体の性能はそこまで必要ないという方にとって、M2 Mac miniのSSD 512GBとの組み合わせもおすすめです。
頻繁に4K動画編集をすることが少ないなら、M2 Mac miniで充分な性能ですし、5K 27インチのStudio DisplayでiMac27インチと同じ解像度のディスプレイで楽しむことが可能です。
Mac mini(M4) SSD 512GB 124,800円と5K 27インチのStudio Displayとの組み合わせの場合、344,600円とM2 Mac miniとの価格差を考慮すると、この組み合わせもおすすめではありますが、何しろStudio Displayが高額ですね。

M2(M4)Mac miniとLG 27UQ850V-W
個人的に最もおすすめの組み合わせが、この『M2 Mac miniとLG 27UQ850V-W』や『BenQ Mac向けモニター MA270U』での利用です。
毎日、多くの4K動画の編集を短時間で済ませる必要がなく、たまに4Kの動画編集をする程度なら、M2 Mac miniで充分編集可能ですし、ディスプレイのサイズはそのまま27インチで4K解像度で問題ないのであれば、価格的にもこの組み合わせでほとんどの方が満足できると思います。
最もお求めやすいM2 Mac miniは84,800円ですので、165,000円弱で利用することが可能です(これ以外にキーボードやマウスは必要になります)。
Studio Displayとの価格差だけでも14万円位ありますので、最もおすすめなのがこの組み合わせです。
そして、Mac mini(M4)のSSD 256GBモデルとの組み合わせだと、165,000円前後で購入可能となります。搭載メモリが16GBのMac mini(M4)なので、Mac mini(M4)が発売されている今は、Mac mini(M4)と27インチ4Kのディスプレイを組み合わせるシステムが一番現実的な組み合わせでしょう。

本当ならば、4Kディスプレイは32インチがおすすめ!
Intel製CPU搭載のiMac27インチからの買い替えとして、27インチ4KディスプレイとM2 Mac miniの組み合わせで提案してきましたが、4Kディスプレイを利用するならば、「32インチ」がおすすめです。
その理由については、👇の記事をご覧ください。

iMac27インチのメモリ増設(交換)でサクサクに!
動画の編集などクリエイティブな利用も少なく、それでもiMacがメモリ不足になる場合、Intel製CPU搭載のiMacはメモリの増設が可能です。
iMacのメモリスロット数や最大搭載メモリ、取り付け方法についてはこちらを参考にしてください。
おすすめのメモリはこちら👇
Mac miniは今おすすめの機種の一つです!
MacBook Airなどラップトップはディスプレイやキーボードが付属していて、外出先で利用する方にとってはベストな選択ですが、2024年11月発売のMac mini(M4)や2023年2月に発売のMac mini(M2)は、自宅で利用することがほとんどの方にとって、今一番おすすめのMacです。Mac mini(M2)の整備済製品などもこれから普及してきますので、更にお求めやすく購入することが可能になるでしょう。
そして、Mac mini(M4)やMac mini(M4 Pro)は、搭載されているユニファイドメモリがM4は16GB、M4 Proは24GBへとメモリアップされており、その性能は多くの方が絶賛しているMacでもあります。
長く利用することを考慮すると、思い切ってM4チップやM4 Proチップを搭載したMac miniで新たなシステムを構築する方を選択した方がベストです。
ディスプレイなど別で揃える必要はありますが、Macの中でも最もコスパが良く、冷却ファン搭載のMac miniなら長時間負荷をかけ続けるクリエイティブなタスクを頻繁にする場合も、その性能を落とすことなく発揮してくれます。

iMac27インチなどからスペックアップを目的にMacの購入を検討しているなら、M2 Mac miniやM4チップ搭載の新型Mac miniはコスパ的にもおすすめできるMacなのです。

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