M4チップ搭載のiMacやMac mini、MacBook Airが発売され、購入された方も多いでしょう。また、iPhoneユーザーの方でこれからMacの購入を検討している方にとって、今Mac購入としては最高に良いタイミングかもしれません。
M4チップ搭載のiMacやMacBook Airなどのベースグレードは価格据置で搭載メモリがこれまでの8GBから16GB、Mac miniも16GBのメモリを搭載で数千円のアップで落ち着き、搭載チップが更に高性能で停電力の「M4」なのが、Mac購入の最高にいいタイミングの理由です。
この理由から、多くの方におすすめしてきたMacBook Airが更に処理能力に余裕が出て、申し分ない性能のMacとなりました。
こういった整った環境の中で、iPhoneユーザーでMacを使い始めたばかりのビギナーの方は必見！日々の作業をもっと効率的に、快適にするための便利機能がMacには満載です。
今回は複数回に渡り、初心者でも簡単に取り入れられる便利なMacの機能や設定を紹介し、あなたのMacライフを向上させる方法をわかりやすく解説します。これらのテクニックを活用すれば、作業効率がアップし、もっと快適にMacを使いこなせるようになります。
iPhoneユーザーの、素敵なMacライフの参考になる内容をお届けします。
初回は、「Macビギナー必見！便利機能でできることとその効果」について解説します。
Macビギナー必見！便利機能でできることとその効果
Macを購入したけれど、「まだまだ使いこなせていない」「基本的な操作しかわからない」と感じていませんか？実は、Macには日常の作業をもっと効率的にしてくれる便利機能が豊富に搭載されています。これらを知っているだけで、Macでの作業がスムーズになり、毎日の生活や仕事の質が向上するかもしれません。
この章では、Macビギナーでもすぐに使いこなせる便利機能とその効果について、わかりやすくご紹介します。
Macの基本機能をおさらい
Macの主要な機能や操作についてMacビギナー向けに解説します。Macの基本的な使い方や役立つ機能をしっかり理解できる様にまとめました。
次に詳しい解説を紹介します。
Finderでファイルやフォルダの管理
Finderは、Macのファイルやフォルダを管理するための基本アプリです。Finderを開くことで、Mac内のすべてのファイルやフォルダにアクセスし、整理することができます。
次の基本操作がポイントです。
- サイドバーの活用：
サイドバーから「書類」「デスクトップ」「ダウンロード」などのフォルダに一発でアクセスできます。
MacのFinderサイドバーをカスタマイズするMacのFinderで、サイドバーを非表示にしたり、表示したり、サイズ変更したり、サイドバーの内容を変更したり並べ替えたりします。support.apple.com - 表示方法の切り替え：
アイコン表示、リスト表示、カラム表示、ギャラリー表示といった4つの表示形式を切り替えられ、ファイルの内容が見やすくなります。
MacのFinderでフォルダを表示する方法を変更するMacのFinderで、各表示（アイコン、リスト、カラム、ギャラリー）のオプション（ラベルテキスト、アイコンまたはサムネールのサイズ、など）を変更します。support.apple.com - タグの利用：
ファイルやフォルダにタグを付けて、仕事や趣味といったカテゴリー別に整理することで、あとから見つけやすくなります。
Macでタグを使ってファイルを整理するMacのFinderで、ファイルやフォルダを色やテキストでタグ付けして、見つけたり、グループ化したり、並べ替えたりしやすくします。support.apple.com
Dockでアプリケーションに簡単アクセス
Macの画面下部に表示されているDockは、よく使うアプリやフォルダへのショートカットバーです。Dockにアプリを追加しておくと、よく使うツールにワンクリックでアクセスでき、作業効率が向上します。カスタマイズも可能で、自分の使いやすいレイアウトに変更することができます。
Spotlight検索で瞬時にファイルや情報を検索
Spotlight検索は、Macの画面右上にある虫眼鏡マークから使用でき、Mac内のファイルだけでなく、アプリケーション、設定、ウェブ情報など幅広い内容を一括検索できます。
- 基本操作：
Command + Spaceキーを押すと、Spotlightが起動し、検索ワードを入力するだけで、関連するファイルやアプリが表示されます。 - 計算や辞書機能：
Spotlightは計算や単位変換、辞書検索も対応しており、すぐに結果が確認できるので非常に便利です。
Mission Controlでデスクトップを整理
Mission Controlは、複数のウィンドウやアプリケーションを効率よく整理・管理するための機能です。デスクトップに開いているウィンドウを一括で表示し、素早く切り替えられるので、作業スペースを効率よく使えます。
- 起動方法：
Control＋上矢印キーやトラックパッドを3本指で上にスワイプすることで起動できます。 - 仮想デスクトップ（スペース）機能：
画面上部の「+」ボタンから仮想デスクトップを追加し、アプリや作業ごとに異なるデスクトップを使い分けることもできます。
システム環境設定で自分好みにカスタマイズ
システム環境設定は、Mac全体の設定を管理する場所で、使いやすさをカスタマイズするための中心的な機能です。
- ディスプレイやサウンドの設定：
明るさ、音量、解像度などを調整できます。 - キーボードやマウスの設定：
ショートカットやトラックパッドのジェスチャーなど、自分に合った操作方法を設定できます。 - 通知やプライバシーの管理：
通知センターでアプリの通知をカスタマイズしたり、プライバシー設定でアプリのアクセス権限を管理することが可能です。
これらの基本機能をおさらいすることで、Macの基本操作が身につき、作業効率も大幅に向上します。初心者の方は、まずこれらの機能を使いこなせるようになると、Macでの作業が一段と快適になるでしょう。
ビギナーでも簡単に使える機能とは？
Macの基本操作に詳しくなくても簡単に活用できる便利機能を紹介します。初めてMacを触る方にも魅力的に感じられる内容です。
次は、その代表例です。
スクリーンショット機能で画面を簡単にキャプチャ
Macでは、キーボードショートカットを使って簡単にスクリーンショットを撮ることができます。特別なアプリを使わなくても、標準機能で画面の一部や全体を素早くキャプチャできるので、作業のメモや資料作成にも便利です。
- 全画面のスクリーンショット：
Command + Shift + 3 - 画面の一部を選んでスクリーンショット：
Command + Shift + 4（ドラッグで撮りたい範囲を指定） - 特定のウィンドウを撮影：
Command + Shift + 4を押したあと、スペースキーを押してからウィンドウをクリック
Macでスクリーンショットを撮る - Apple サポート (日本)画面全体、ウインドウ、または画面の一部だけを取り込むことができます。support.apple.com
簡単にファイルを見つける「Spotlight検索」
Spotlight検索は、Macの中のファイルやアプリだけでなく、計算や単位変換、ウェブ検索まで幅広く対応しています。初心者でもキーワードを入力するだけで素早く目的のものが見つかるので、とても便利です。
- 起動方法：
Command + Spaceキーを押すだけでSpotlightが表示されます。 - 機能例：
キーワードを入力すると、ファイル名やアプリ、メールの内容、さらにWikipediaの情報まで瞬時に検索結果が表示されます。
メモアプリで簡単なメモやTo-Doリスト作成
Macに標準搭載されている「メモ」アプリは、アイデアの記録やタスクの整理に役立ちます。テキスト入力だけでなく、チェックリストやリンク、画像を追加することも可能で、シンプルながら多機能な使い勝手が特徴です。
- 基本的な使い方：
アプリを開き、新しいメモを作成して内容を入力するだけ。リマインダーやTo-Doリストとして活用することもできます。 - iPhoneと同期：
iPhoneのメモアプリと連携し、iCloudを通じてどのデバイスからもメモが確認できるので、出先で見直しや追加が可能です。
初心者でも使える便利なショートカットキー
Macには覚えやすく、よく使うショートカットキーがいくつかあります。これらを覚えると、作業スピードが大幅に向上し、初心者でもスムーズに操作できるようになります。
- コピー & ペースト：
Command + C（コピー）、Command + V（ペースト） - アプリの切り替え：
Command + Tabで開いているアプリを切り替え
- ウィンドウの最小化：
Command + Mでアクティブなウィンドウを最小化
Macのキーボードショートカット - Apple サポート (日本)特定のキーを組み合わせて押すだけで、通常ならマウスやトラックパッドなどの入力デバイスが必要な操作を実行できます。support.apple.com
AirDropでファイルを簡単にシェア
AirDropは、MacとiPhone、iPad間でファイルをワイヤレスでやり取りできる便利機能です。メールやメッセージを使わずに写真や書類を素早く共有できるため、初心者でも手軽に利用できます。
- 基本操作：
Finderでファイルを右クリックし、「共有」から「AirDrop」を選ぶか、AirDrop画面にファイルをドラッグするだけで、近くのデバイスにファイルを送信できます。 - 活用例：
iPhoneで撮影した写真をMacにすぐに移す、あるいはMacのファイルをiPhoneに送って別の場所で確認するなど、さまざまな場面で活用可能です。
通知センターで重要な情報を逃さない
画面右上の通知センターは、メッセージやカレンダーの通知、天気予報や株価など、日常に役立つ情報をまとめてチェックできる機能です。簡単にカスタマイズできるので、必要な情報だけを整理して確認できます。
- 使い方：
右上の時刻をクリックして通知センターを表示。さらにカレンダーやメモなどのウィジェットも追加して、日常的に活用できます。 - 便利な活用方法：
スケジュールの確認やメッセージ通知のチェック、To-Doリストの管理などに使えるため、Mac上での作業が整理しやすくなります。
これらの機能はどれも初心者でも簡単に利用でき、使いこなせると作業効率が上がるため、Macをより便利に、快適に使えるようになるでしょう。
次回は、「時短になる！Macの便利機能で作業効率をUPする方法」についてわかりやすく解説します。
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