「iPad Airや無印iPadからの買い替えでM2チップ搭載のiPad Proの購入を検討しているけど、11インチと12.9インチのどちらにしようか迷っている…」
M2 iPad Proにはディスプレイサイズの違う11インチと12.9インチがありますが、この様に購入前に悩む方は非常に多いです。
2024年5月発売のM4 iPad Proは非常に高額な為、整備済製品などでM2 iPad Proの購入を予定している方も増えてくるでしょう。
今回は、整備済製品や中古良品、そしてオンラインストア等で新品のiPad ProのM2チップ搭載モデルの購入を検討している方へ向けて、両機種についてまとめました。
オンラインショッピングなどで、M2 iPad Proの新品がお求めやすく購入可能な場合もあります。
目次で気になる箇所だけでも有益な情報ですので、参考にしてください。
iPad Pro 11インチと12.9インチの大きな違い
はじめにiPad Pro 11インチと12.9インチの両機種の大きな違いについて、簡単にまとめました。
| iPad Pro 11インチと12.9インチの大きな違い | ||
| iPad Pro 11インチ | iPad Pro 12.9インチ | |
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|
| ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ |
| 携帯性 | 他の11インチiPadと同じ | 重量684gと重め |
| 価格 | 高い! | 非常に高い! |
| 搭載チップ | M2(ストレージ容量1TBと2TBは16GBメモリ搭載) | M2(ストレージ容量1TBと2TBは16GBメモリ搭載) |
性能的には、同じM2チップを搭載しており差はありませんが、
- ディスプレイ性能
- 携帯製
- 価格
この3点が大きな違いであり、11インチか12.9インチを選択する大きな要因になります。
M2 iPad Proのサイズ比較
M2 iPad Proのサイズ比較から始めます。
11インチモデルと12.9インチモデル、それぞれの特徴やメリットを比較しながら、どちらのサイズが自分に合っているのかを考えてみましょう。
それぞれのサイズの違いについて解説していきます。
M2 iPad Pro 11インチモデルの特徴
11インチモデルの特徴について解説します。
- コンパクトなサイズ
11インチモデルは、軽量かつコンパクトなサイズが特徴です。持ち運びや持ちやすさを重視したい場合におすすめです。 - パワフルな性能
M2チップによる高性能な処理能力を備えており、高速でスムーズな動作が期待できます。重いアプリや複雑な作業を行うクリエイティブな利用の多いユーザーにおすすめです。高解像度のLiquid Retinaディスプレイも魅力です。 - 手書き入力の利便性
Apple Pencil 第2世代に対応しており、手書き入力をより手軽に楽しむことができます。メモやイラストをよく活用する方におすすめです。 - 比較的低価格
12.9インチモデルに比べて価格が低めであり、予算を抑えたい方にも魅力的な選択肢となっています。 - ポータビリティの面での優位性
11インチモデルは12.9インチモデルと比較すると軽量であるため、持ち運びがしやすく、外出先や旅行などでの利用に便利です。
このように、11インチモデルはコンパクトさや操作性の良さ、手書き入力の利便性、低価格などの特徴を持っています。
自分の使用スタイルや予算に合わせて選ぶことができます。
M2 iPad Pro 12.9インチモデルの特徴
12.9インチモデルの特徴について解説します。
- 大画面の魅力
12.9インチの大画面は、写真や動画の鑑賞、クリエイティブ作業において優れた視覚体験を提供します。大きな画面でのマルチタスキングもしやすく、作業効率を高めることができます。 - 高解像度と美麗な画質
12.9インチモデルは、高解像度のLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、鮮明で美しい画質を楽しむことができます。映画や写真編集、デザイン作業などでの利用に向いています。 - パワフルな性能
11インチ同様、M2チップによる高性能な処理能力を備えており、高速でスムーズな動作が期待できます。重いアプリや複雑な作業を行うユーザーにおすすめです。 - クリエイターや専門家向けの利用に適している
大画面と高性能な性能を備えた12.9インチモデルは、クリエイティブな作業や専門的な用途に向いています。写真編集や映像制作、CADなどの専門的な作業を行う場合に優れた選択肢となります。 - 高価格帯
11インチモデルに比べて価格が高めであり、予算に余裕のあるユーザーや専門家向けの利用を考える場合に適しています。
このように、12.9インチモデルは大画面の魅力、高解像度と美麗な画質は、クリエイターや専門家向けの利用に適しているという特徴を持っています。
専門的な作業や大画面での作業を重視するユーザーにおすすめの選択肢となります。
M2チップ搭載 iPad Pro 12.9インチの詳細はこちら
M2 iPad Proの画面の解像度と画質比較
画面の解像度と画質の比較について解説します。
11インチモデルと12.9インチモデルは、それぞれ異なる解像度になります。
11インチモデルは2388 x 1668の解像度で、12.9インチモデルは2732 x 2048の解像度です。
したがって、12.9インチモデルの方がより高い解像度を持っています。
これにより、12.9インチモデルはより鮮明で、詳細豊かな画像やテキストを表示することができます。
特に、写真編集や映像編集、デザイン作業などのクリエイティブな作業を行う際には、高い解像度が重要な要素となります。
また、画質についても12.9インチモデルの方が優れています。
12.9インチモデルは、高い輝度とコントラスト比を備えたLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、広い色域とリアルな色再現性を実現しています。
これに対して、11インチモデルはLiquid Retinaディスプレイを搭載していますが、輝度とコントラスト比は12.9インチモデルに比べてやや劣ります。
11インチと12.9インチの仕様の違いは、この「Liquid Retina XDRディスプレイの搭載か非搭載」だけです。
ディスプレイの違いによる最大輝度も違いますが、Liquid Retina XDRディスプレイかLiquid Retinaディスプレイの差が最大輝度の差ですので、違いはこの点だけです。
ただ、11インチのディスプレイも非常に綺麗ですので、両機種を並べて比較しない限りその差を感じることは少ないでしょう。
つまり、12.9インチモデルはより高い解像度と画質を持っており、特にクリエイティブな作業を行う際にはより優れた表示性能を発揮します。
一方、11インチモデルは解像度や画質においても優れていますが、12.9インチモデルに比べるとやや劣るという点を考慮して選択する必要があります。
使用目的や予算に合わせて、適切なサイズを選択することが重要です。
M2 iPad Proのポータビリティの比較

ポータビリティの比較について解説します。
11インチモデルと12.9インチモデルの間で最も大きな違いの一つは、ポータビリティの点です。
11インチモデルは、比較的小型で軽量なデバイスであり、持ち運びやすさが特徴です。
重量は466g(Wi-Fiモデル)から468g(Wi-Fi + Cellularモデル)となっており、片手で持ち運びがしやすいサイズと重さです。
一方、12.9インチモデルは、より大型で重いデバイスとなります。
重量は682g(Wi-Fiモデル)から684g(Wi-Fi + Cellularモデル)となっており、11インチモデルに比べてかなり重いです。
また、画面の大きさも12.9インチと大きく、持ち運びや収納にはスペースを取ることになります。
これにより、11インチモデルは持ち運びやすさを重視する場合に選ばれることが多いです。
例えば、外出先での持ち運びや移動中の利用、持ち運びの多い学生やビジネスパーソンにとっては、11インチモデルが便利な選択肢となるでしょう。
一方、12.9インチモデルは、より大画面での作業や視聴を重視する場合に選ばれることが多いです。
例えば、グラフィックデザインや映像編集などの作業を行う際には、大画面が作業効率を高めることができます。
また、画面の大きさや高性能なディスプレイを活かした映画や動画の視聴を楽しむ場合にも適しています。
つまり、ポータビリティを重視する場合には11インチモデルが適していますが、大画面や高性能ディスプレイを活かした作業や視聴を重視する場合には12.9インチモデルが選ばれることが多いです。
使用環境や持ち運びの頻度を考慮し、自身のニーズに合ったサイズを選択することが大切です。
外出先で利用する機会が多いなら
iPadのWi-FiモデルやMacを利用の際、外出時には通信機器が必要になります。
iPhoneのテザリングも便利ですが、バッテリー消費がネックです。その場合、モバイルWi-Fiルーターが便利です。
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M2 iPad Proのパフォーマンスの比較

引用 : Apple
パフォーマンスの比較について解説します。
iPad Proの11インチモデルと12.9インチモデルは、どちらも高性能なM2チップを搭載しており、高速な処理能力を持っています。
しかし、12.9インチモデルの方がいくつかの点で優れたパフォーマンスを発揮することができます。
まず、12.9インチモデルは、より大きなディスプレイを持つため、画面上での作業スペースが広くなります。
これにより、複数のアプリを同時に利用したり、高解像度の画像や動画の編集を行ったりする際に、より快適に作業を行うことができます。
さらに、12.9インチモデルは、より大型の筐体に余裕のある内部スペースを持っており、熱の発散がより効果的に行われると想像できる為、長時間の高負荷使用時にも安定したパフォーマンスを維持しやすいという利点があります。
一方、11インチモデルは、持ち運びやすさを重視しているため、筐体が小さく軽量であることから、熱の発散に関しては12.9インチモデルに比べて制限があるかもしれません。
ただし、どちらのモデルも高性能なM2チップを搭載しており、一般的なアプリやタスクにおいては十分に高速な処理が可能です。
どちらを選ぶかは、使用目的や必要なパフォーマンスのレベルに合わせて考慮するべきです。
高負荷の作業を多く行う場合や、より大きな画面での作業を重視する場合には、12.9インチモデルの方がより優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。
一方、持ち運びやすさを重視する場合には、11インチモデルが適しています。
それと、11インチ・12.9インチともに、ストレージ容量1TBと2TBモデルは搭載メモリが16GBとなり、ストレージ容量128GB/256GB/512GBのモデルに搭載されている8GBのメモリの2倍の搭載メモリとなっています。
iPadで動画編集をする場合でも、一般ユーザーではメモリ8GBで充分な為、あえて1TB以上のモデルを購入する必要はないでしょう。
M2 iPad Proの用途に合わせた選び方

用途に合わせた選び方について解説します。
iPad Proの11インチモデルと12.9インチモデルのどちらを選ぶべきかは、使用目的に合わせて慎重に考慮する必要があります。
- ポータビリティを重視する場合
11インチモデルが適しています。11インチモデルは、持ち運びやすいサイズと軽量な設計が特徴であり、外出先での持ち運びや持ち歩きに便利です。また、片手での操作もしやすく、狭いスペースや移動中での利用にも便利です。 - 作業スペースを広く使いたい場合
12.9インチモデルが適しています。12.9インチモデルは、より大きなディスプレイを持ち、画面上での作業スペースが広いため、複数のアプリを同時に利用したり、高解像度の画像や動画の編集を行ったりする際に、より快適に作業を行うことができます。 - 高性能を求める場合
どちらのモデルも高性能なプロセッサを搭載していますが、12.9インチモデルの方が内部スペースも広いため、より多くのアプリを同時に実行し、より大きなデータを扱う際には冷却という点を考慮すると、有利かもしれません。高負荷の作業を多く行う場合には、12.9インチモデルの方がより優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。 - 予算を考慮する場合
11インチモデルは、一般的に12.9インチモデルに比べて低価格で、予算を考慮したい場合には11インチモデルが適しています。
このように、使用目的や予算に合わせて選ぶべきです。ポータビリティを重視する場合には11インチモデル、作業スペースを広く使いたい場合には12.9インチモデルが適しています。また、高性能や予算を考慮する場合にも選択肢を検討しましょう。
|
機種
|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ |
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|
| 発売年月 | 2022年10月 | 2022年10月 |
|
ディスプレイ
|
12.9インチ | 11インチ |
| Liquid Retina XDRディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | |
| 搭載チップ | M2 | M2 |
| 価格(Wi-Fiモデル・Appleストア税込価格) | ||
| 128GB | ¥172,800 | ¥124,800 |
| 256GB | ¥188,800 | ¥140,800 |
| 512GB | ¥220,800 | ¥172,800 |
| 1TB | ¥284,800 | ¥236,800 |
| 2TB | ¥348,800 | ¥300,800 |
| 価格(Cellularモデル・Appleストア税込価格) | ||
| 128GB | ¥196,800 | ¥148,800 |
| 256GB | ¥212,800 | ¥164,800 |
| 512GB | ¥244,800 | ¥196,800 |
| 1TB | ¥308,800 | ¥260,800 |
| 2TB | ¥372,800 | ¥324,800 |
まとめ
- 11インチモデルの特徴
・小型・軽量で持ち運びや片手での操作がしやすい
・解像度が2388×1668ピクセルで画面質が高い
・予算を考慮したい場合に選択肢になる - 12.9インチモデルの特徴
・大型ディスプレイで作業スペースが広く、高解像度の画像や動画編集が快適
・より大画面での作業や視聴を重視
・予算をある程度優先する場合には考慮が必要 - 画面の解像度と画質比較
・12.9インチモデルの解像度が2732×2048ピクセルで、11インチモデルよりも高い
・12.9インチモデルの方が画面が大きいため、画面上での作業スペースが広い - ポータビリティの比較
・11インチモデルが持ち運びや片手での操作がしやすく、外出先での利用に便利
・12.9インチモデルは大型で重さもあるため、持ち運びには不便があるかも - パフォーマンスの比較
・12.9インチモデルの方が内部スペースが広いため、熱の発散などを考慮すると高負荷の作業では有利かも。
・11インチモデルも高性能だが、12.9インチモデルに比べると若干劣るかも。
・けど、両方ともM2チップ搭載の為、大きなパフォーマンスの差はない。 - 用途に合わせた選び方
・ポータビリティを重視する場合には11インチモデルが適している
・作業スペースを広く使いたい場合には12.9インチモデルが適している
・高性能や予算を考慮する場合にも選択肢を検討する必要がある
最終的には自分の使用目的や予算に合わせて、11インチモデルか12.9インチモデルかを慎重に比較し、最適な選択をすることが大切です。



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