日本時間の10月31日午前9時、Apple Eventが開催され、新型のM3チップシリーズとそのM3チップシリーズ(M3,M3 Pro,M3 Max)搭載のMacBook ProシリーズとM3 iMacの発表がありました。
今回その中でも特に注目したい商品の一つである「M3 MacBook Pro 14インチ」について、発表会での内容をまとめると同時に、間違いなく人気が出るであろう「M3 MacBook Pro 14インチ」がおすすめな人についても考えてみます。
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M3 MacBook Pro 14インチ登場

引用 : Apple
予想通りの内容であったApple Eventでしたが、MacBook Proの登場を待ち焦がれていた方にとって予想以上に魅力ある製品の発表となった今回のイベントだったと思います。
一般的なユーザーにとって、私が最も注目すべき商品は、M2 MacBook Proの後継機と言える「M3 MacBook Pro 14インチ」です。
M2 MacBook Pro登場の際に、その魅力は多々あると当サイトでも紹介してきましたが、M2 MacBook Airが新しい筐体で登場したことと比較すると、どうしてもM1 MacBook Proの筐体をそのまま利用してきたなど、スペック的には申し分ない仕様ではあったものの、デザイン面で変更がなかった為かプライベートユースでの買い替えを控えていた方も多かったのではと感じます。
そして今回、筐体を一新し、13.3インチから「14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ」へとサイズアップした「M3 MacBook Pro 14インチ」は、多くの方の注目を集めるものと思われます。
同時に発表された、「M3 Pro MacBook Pro」と「M3 Max MacBook Pro」については、ごく一部の「プロ」の方ですので、この記事では詳細は割愛させて頂きます。
M3 MacBook Proのスペック

M3 MacBook Pro 14インチ 引用 : Apple
- M3チップの詳細
4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
10コアGPU
ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング
16コアNeural Engine
100GB/sのメモリ帯域幅 - メディアエンジン
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW
ビデオデコードエンジン
ビデオエンコードエンジン
ProResエンコード/デコードエンジン
AV1デコード - ディスプレイ
14.2インチ(対角)Liquid Retina XDRディスプレイ、3,024 x 1,964ピクセル標準解像度、254ppi - メモリ
8GBユニファイドメモリ(16GBまたは24GBに変更可能) - バッテリーと電源
最大22時間のApple TVアプリのムービー再生
最大15時間のワイヤレスインターネット
70Whリチウムポリマーバッテリー3
70W USB-C電源アダプタ
USB-C – MagSafe 3ケーブル
96W USB-C電源アダプタによる高速充電に対応 - ストレージ
512GB(1TBまたは2TBに変更可能) - 充電と拡張性
SDXCカードスロット
HDMIポート
3.5mmヘッドフォンジャック
MagSafe 3ポート
2つのThunderbolt / USB 4ポートで以下に対応
充電
DisplayPort
Thunderbolt 3(最大40Gb/s)
USB 4(最大40Gb/s) - ディスプレイのサポート
本体ディスプレイで標準解像度(10億色対応)と以下を同時サポート:
1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz - ワイヤレス
Wi-Fi 6E(802.11ax)
Bluetooth 5.3 - カメラ
1080p FaceTime HDカメラ
コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ - オーディオ
フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム
ワイドなステレオサウンド
内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応
AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング
高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ
ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック
マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート - サイズと重量
高さ:1.55 cm
幅:31.26 cm
奥行き:22.12 cm
重量:1.55 kg - 同梱物
14インチMacBook Pro
70W USB-C電源アダプタ(M3、11コアCPU搭載M3 Pro)または96W USB-C電源アダプタ(12コアCPU搭載M3 Pro、M3 Max)
USB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)
この中での注目すべき点は、やはり
- M3チップ
- 14.2インチ(対角)Liquid Retina XDRディスプレイ
- SDXCカードスロットとHDMIポート
この3点でしょう。

すべてのMacBook Proモデルは、コンテンツを制作したり楽しんだりするのに比類なく、業界をリードするLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しています。 引用 : Apple
新型のM3チップは当然ですが、14.2インチのLiquid Retina XDRディスプレイは「M3 Pro MacBook Pro 14インチ」と同じディスプレイを利用しており、その美しさは毎日のタスク処理を「しなければならないものから、したいもの」へと意識改革してくれそうです。
そして、SDXCカードスロットとHDMIポート搭載といった拡張性が増したことです。
M1やM2 MacBook Proでは、2つのThunderbolt / USB 4ポートのみだった為、SDカードを読み込む際はどうしてもUSBハブを頼る必要がありました。
SDカードリーダーが搭載されただけでも、ミラーレスカメラなどからファイルを読み込む際には非常に便利になります。
同時に発表された「M3 Pro MacBook Pro 14インチ」との違いは
- 搭載チップ
- 選択可能なストレージ容量
- バッテリー容量
- カラー(M3 Pro MacBook Proはスペースブラック)
- ThunderboltポートがM3 MacBook Proは2つ
この4点以外は全く同じと言っていい「M3 MacBook Pro 14インチ」、価格差からしてもお買い得感の高いMacBook Proでもあります。
大きく進化したと言っていい「M3 MacBook Pro 14インチ」は、2023年から2024年にかけて最も注目のMacの一つとなるでしょう。
M3 MacBook Pro 14インチがおすすめのユーザー

M3のユニファイドメモリアーキテクチャは、高帯域幅、低遅延、比類のない電力効率を実現し、最大24GBの高速ユニファイドメモリに対応します。 引用 : Apple
既に予約注文が可能なM3 MacBook Pro 14インチですが、このM3 MacBook Pro 14インチは次の様な方におすすめといえます。
- Intel製CPU搭載のMacBook Proユーザー
- M1 MacBook ProやM1 MacBook Airからのステップアップ
- それ程ハードではないけど、ライトなクリエイティブタスクをこなすユーザー
- 14.2インチの新しい筐体に魅了されたユーザー
こういったユーザーにとって、「M3 MacBook Pro 14インチ」はこれまで以上に魅力あるMacと感じるでしょう。
そして、これまで以上に魅了されるMacとなることでしょう。
そして、価格。
アメリカでのM3 MacBook Pro 14インチは1,599ドルですが、日本での販売価格は248,800円(税込)となっており、1ドル149.5円での換算となっています。
M2 MacBook Airでも充分満足できる性能な為に、正直悩ましいところではあります。
M2 Pro Mac miniの購入を予定していたM1 MacBook Airユーザーの私も、M3 MacBook Pro 14インチ1台へ変更する可能性も出てきました(😛本気)。
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もちろん新品のカスタマイズモデルです。
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