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MacBook ProのPro/Maxが適している人とM4で充分な人

Apple
最新のM4ファミリー 引用 : Apple
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2024年11月に発表・発売された「M4 MacBook Pro」「M4 Pro/M4 Max MacBook Pro」と「M4/M4 Pro Mac mini」。

M3 Pro/M3 Max MacBook Proの後継機として登場し、驚異的なパワーなのに電力効率に優れていたり、美しいLiquid Retina XDRディスプレイなど新型MacBook Proは魅力的なMacです。

「スペックもProだけど、価格もPro級」なのはM1 Pro/M1 Maxから引き継いでいますが、M3 Pro/M3 Max、そしてM4 ProやM4 Max MacBook Proに適している人はどういった利用をする人でしょうか。

また、M4(M3) MacBook Airで性能的にも充分な人はどういった人でしょうか。

簡潔にまとめました。

※Mac StudioやMac Proは、プロ仕様のスペックの為、比較対象には含めていません。



M4 Pro/M4 Maxが適している人、M4で充分な人

新型M4チップ搭載のMacBook Proが発売された今、改めて「M4 Pro/M4 MacBook Pro」と「M4 MacBook Air」の仕様を比較してみます。

まず最初にスペックを纏めた表を確認しましょう。

今回は、M4 Pro搭載MacBook Pro14インチを新型の代表として比較対象機種としました(M4 Maxは当然それ以上の性能です。)。

スペック比較

M4 Pro MacBook Pro M4 MacBook Pro M4 MacBook Air 
発売年月日 2024年11月 2024年11月 2024年3月
カラー スペースブラック / シルバー スペースブラック / シルバー ミッドナイト / スターライト / スペースグレイ / シルバー
システムオンチップ(SoC)
Apple M4 Pro Apple M4 Apple M4
10の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大14コアCPU 4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU 4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した8コアCPU
最大20コアのGPU 10コアGPU 最大10コアGPU
16コアNeural Engine 16コアNeural Engine 16コアNeural Engine
273GB/sのメモリ帯域幅 120GB/sのメモリ帯域幅 120GB/sのメモリ帯域幅
メディアエンジン ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコードエンジン
メモリ 24GB / 48GB 16GB / 24GB / 32GB 16GB / 24GB / 32GB
ストレージ 512GB / 1TB / 2TB / 4TB 512GB / 1TB / 2TB 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
ディスプレイ
14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ
3,024 x 1,964ピクセル 3,024 x 1,964ピクセル 2,560 × 1,664ピクセル
XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) 500ニトの輝度
SDR輝度:最大1,000ニト SDR輝度:最大1,000ニト
高さ 1.55cm 1.55cm 1.13cm
31.26cm 31.26cm 30.41cm
奥行き 22.12cm 22.12cm 21.5cm
重量 1.6kg 1.55kg 1.24kg
カメラ デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラ デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラ 1080p FaceTime HDカメラ
オーディオ
フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム 4スピーカーサウンドシステム
内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 AirPods(第3世代)、AirPods 4、AirPods Pro、AirPods Pro 2、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング 内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 AirPods(第3世代)、AirPods 4、AirPods Pro、AirPods Pro 2、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング 内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング
高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ 「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード よりクリアなオーディオ通話とビデオ通話の音声
ポート
Thunderbolt 5(USB-C)ポート x 3 Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 Thunderbolt / USB 4ポート × 2
HDMIポート HDMIポート
SDXCカードスロット SDXCカードスロット
MagSafe 3充電ポート MagSafe 3充電ポート MagSafe 3充電ポート
セキュア認証 Touch ID Touch ID Touch ID
電源とバッテリー
最大14時間のワイヤレスインターネット 最大15時間のワイヤレスインターネット 最大15時間のワイヤレスインターネット
最大22時間のApple TVアプリのムービー再生 最大22時間のApple TVアプリのムービー再生 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生
72.4Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 70Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 53.8Whリチウムポリマーバッテリー内蔵
70W USB-C電源アダプタ(12コアCPU搭載M4 Proに付属) 70W USB-C電源アダプタ 30W USB-C電源アダプタ
価格 328,800円(税込)当時 248,800円(税込)から 164,800円(税込)から

この3機種を比較してみると、M4 Pro MacBook ProとM4 MacBook Airと大きく違う点は、

・ディスプレイ
・CPU / GPU を含む搭載チップ
・搭載可能メモリ
・ストレージ容量
・価格

この5つの項目が「M4 Pro MacBook Pro(M3 Pro含む)」を購入するか「M4 MacBook Airを購入するか」の決め手と言ってもいいでしょう。殆どの方にとって、オーバースペックなのは明らかです。

M4 Proが適している人

2024年11月発売の「M4 Pro MacBook Pro」の性能を必要とする人についてみてみましょう。

CPU、GPU性能性能、搭載可能メモリなどが M4チップ搭載のMacBook Proよりもハイスペックな M4 Pro MacBook Proは、一言で言うと

「外出先でも高負荷をかける動画編集など、クリエイティブな利用を頻繁にする人」

です。

ここで、一番大事なことですが、

  • ほとんどの方は、「M4 MacBook Air」で充分満足可能!
  • その中でも、クリエイティブなタスクを長時間する傾向にある方は、冷却ファン搭載の「M4 MacBook Pro」が安心!
  • 「M4 Pro MacBook Pro」は、Macを活用しなければならない仕事をしている人で、タスク完了までの時間短縮を必要としている人!YouTubeへ投稿する動画を人よりも早くアップしたい人もこの部類に入るかな…。
    また、写真や動画の編集に拘り、とことん突き詰めたい人!

Macの機種選びとしては、こういったところでしょう。多くの方は、M4 MacBook Airで充分満足できる性能なのです。

MacBook Pro (14インチ, 14コアCPUと20コアGPU搭載Apple M4 Proチップ, 24GB ユニファイドメモリ, 1TB) – スペースブラック 引用 : Amazon

M4 Proチップ搭載 MacBook Pro 14インチの価格や詳細はこちら

M4 Proチップ搭載のMacBook Proは、M4よりも6つ多い高性能コアを搭載した最大14コアのCPUや、GPUは最大20コアを選択できたり、メモリも最大48GBを選択できるなど、「クリエイティブな利用」を前提とした設計となっています。

また、クリエイティブ利用の特徴として、ストレージ容量も最大4TBまで選択可能となっています。

研究者やエンジニア、デベロッパーやクリエイターなど、ビジネスでより一層パワーを求める「プロ仕様」のMacBook Proなのです。

M4 Proを利用するクリエーターが安心して利用できるスペックであり、「プロのクリエーターが安心して利用可能なMac」であることの証しです。

再度言いますが、M4 Pro MacBook Proを必要とする人は、

「外出先でも高負荷をかける動画編集など、クリエイティブな利用を頻繁に行ない、それをビジネスとしている人」

です。

殆どの方は、M4もしくはM3 MacBook Airで充分満足できる性能です。

MacBook Air M4 チップ搭載 13 インチノートブック: Apple Intelligence のために設計、13.6 インチ Liquid Retina ディスプレイ、16GBユニファイドメモリ、 512GB SSD ストレージースカイブルー 引用 : Amazon

M4チップ搭載 MacBook Air 13.6インチの価格や詳細はこちら

M4やM3 MacBook Airで充分な人

M4 Pro MacBook ProなどハイスペックなMacでなく、M4 MacBook AirやM3 MacBook Air(Pro)で充分満足できる人は、

  • 「外出先で高負荷をかける動画編集などは、それほど利用しない人」
  • 「Macを利用する殆どの人はMacBook Airで充分満足!」

でしょう。

殆どの方はM4 MacBook Air若しくM3 MacBook Airの性能で充分満足できますし、2022年発売のM2 MacBook Airでも未だに充分な性能でもあります。

MacBook Air(M4)の詳細やユーザーレビューはこちら


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M4とM4 Proの価格差分を他のデバイスへ!

M4 Pro搭載MacBook Proを購入しようと考えていた方で、プロのクリエーター的な利用頻度が少ないなら、M4 MacBook AirやM3 MacBook Airを選択してみてはどうでしょう。

M2 MacBook Airなら180,000円、M3 MacBook Airなら164,000円も費用を抑えることができますので、iPadやミラーレスカメラ、新しいiPhoneなどの購入費用に充てた方が、購入するMacをもっと実用的に、クリエイティブに利用できることでしょう。

iPad Air(M3) 引用 : Amazon

iPad Air(M3) 11インチの詳細はこちら

iPhone 16 引用 : Apple

iPhone 16の詳細はこちら

ただ、M4 MacBook ProはM4 Pro MacBook Pro同様に「Liquid Retina XDRディスプレイ」を利用できるお手頃価格のMacBook Proとも言えます。MacBook Airと比較すると割高ではありますが、映像美に拘りたい方には「M4 MacBook Pro」はメモリ16GB搭載で価格据置でもあり、お得感のあるMacだと感じます。

M4搭載「MacBook Pro」メモリ16GBでお得感あり!
M4 MacBook ProやM4 Mac miniそしてM4 iMac登場の今、私が注目しているうちの1機種でもある「M4 MacBook Pro」の「魅力とお得感」を中心にお届けします。

MacBook Pro(M4)の詳細はこちら

自宅でのみ利用なら、Mac miniもおすすめ!

2024年11月のM4 MacBook Proと同時に新型発売となった「M4搭載 Mac mini」と「M4 Pro搭載 Mac mini」。

Mac mini: 10コアCPUと10コアGPUを搭載したApple M4チップ, 24GB, 512GB SSD 引用 : Amazon

Mac mini(M4)の詳細はこちら

Mac mini: 12コアCPUと16コアGPUを搭載したApple M4 Proチップ, 24GB, 512GB SSD 引用 : Amazon

Mac mini(M4 Pro)の詳細はこちら

この2機種は非常におすすめな機種で、自宅でしかMacを利用しないのであれば、MacBook ProなどのラップトップPCよりもMac miniの方がお得です。キーボードやマウス、ディスプレイなどを揃える必要がありますが、今利用中のキーボードなどを利用することが出来れば、Mac mini本体のみの価格で済みますし、買い替えの際も費用を抑えることが可能であり、今最もコスパの良いMacだと言えます。

また、今MacBook Airなどを自宅でクラムシェルモードで利用しており、殆ど自宅以外で利用しない方にも、Mac miniは買い替えの際にもお求めやすくおすすめです。

利用シーンも十分考慮して、Macを選択しましょう。


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