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M2 MacBook AirとM3 MacBook Proを比較

Apple
引用 : Apple
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2023年10月31日午前9時からのApple Eventにて、新型チップの「M2/M3 Pro/M3 Max」と一緒にそのM3シリーズチップを搭載した「MacBook Pro」とM3チップ搭載の「iMac」の発表がありました。

これからラップトップのMac購入を検討している方にとってM2 MacBook AirやM1 MacBook Airがおすすめなのですが、M3 MacBook Proの登場で迷われている方も多いでしょう。

この記事では、M1 MacBook Airのヘビーユーザーである私が、その新型M3チップを搭載した「M3 MacBook Pro」と2022年発売の「M2 MacBook Air」をスペック面で比較して、どちらがおすすめかについて解説していきます。

購入前に悩まれている方などは、参考にしてください。



M2 MacBook AirとM3 MacBook Proを比較

はじめにM2 MacBook AirとM3 MacBook Proのスペックを比較してみましょう。

今でもおすすめのM1 MacBook Airのスペックも比較対象として掲載しております。

MacBook Air MacBook Air MacBook Pro
発売年 2020 2022 2023
搭載チップ M1 M2 M3
ディスプレイ
13.3インチ 13.6インチ 14.2インチ
Retinaディスプレイ Liquid Retinaディスプレイ Liquid Retina XDRディスプレイ
CPU
8コア 8コア 8コア
4つの高性能コアと4つの高効率コア 4つの高性能コアと4つの高効率コア 4つの高性能コアと4つの高効率コア
GPU 7コア 最大10コア 10コア
メモリ帯域幅 100GB/s 100GB/s
ユニファイドメモリ 最大16GB 最大24GB 最大24GB
ストレージ容量
256GB 256GB
512GB 512GB 512GB
1TB 1TB 1TB
2TB 2TB 2TB
ワイヤレスインターネット 最大15時間 最大15時間 最大15時間
ポート
Thunderbolt / USB 4ポート×2 Thunderbolt / USB 4ポート×2 Thunderbolt4 (USB-C)ポート×2
HDMIポート
SDXCカードスロット
セキュア認証 Touch ID Touch ID Touch ID
価格(税込) 134,800円から 164,800円から 248,800円から

この表を元にこれから解説してきます。

M2 MacBook AirとM3 MacBook Proの大きな違いはここ!

M3 MacBook ProとM2 MacBook Airの大きな違いは、

  • 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ
  • 最新のM3チップ搭載
  • 冷却ファン搭載
  • HDMIポートとSDXCカードスロット搭載
  • 価格

この5点です。

はじめにディスプレイですが、M3 MacBook ProはM3 Pro MacBook Pro 14インチと同じ14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載しているのが特徴です。

M2 MacBook Airに搭載の13.6インチのLiquid Retinaディスプレイも充分綺麗なディスプレイですが、写真や動画の編集を主な利用とする場合、「Liquid Retina XDRディスプレイ」は特に黒の色再現性が際立っており、このディスプレイの最大の魅力でもあります。

そして搭載チップの違いです。

4Kの動画編集も可能なM2チップですので、M2 MacBook Airでも充分すぎる性能ではありますが、やはり新しいM3」チップは気になるかもしれません。

例えば「ビデオ編集」の場合、Final Cut ProのレンダリングではM3 Pro MacBook Pro 14インチはIntel Core i7搭載13インチMacBook Proの7.14倍のパフォーマンスを発揮しますが、ビデオ編集を頻繁にする方でなければ、そのパフォーマンスの違いは必要ないかもしれません。

M2 MacBook Airでも動画編集可能ですし、MacBookの利用用途にもよりますので、搭載チップの新しさを購入のおすすめポイントにはできないでしょう。

「冷却ファンの有無」ですが、冷却ファン非搭載のM2 MacBook Airはメモリ消費の多いアプリを利用した場合は、「サーマルスロットリング」の心配もあります。

サーマルスロットリングとは、CPUやSSDなどの温度が上昇した際に自動的にクロック周波数を下げて温度上昇を抑えてくれる機能です。

メモリ消費の多いアプリ、特にAdobeのアプリを利用する場合は、搭載メモリをカスタマイズして増量すると同時に、冷却ファン搭載のM3 MacBook Proの方がチップ性能を有効に使うことが可能になります。

利用するアプリにより違いますので、利用用途によって機種選びを慎重にする必要があります。

そして、M1 MacBook Airの時から言われ続けていたポート類の少なさは、M3 MacBook Proでは悩まずに済みそうです。

特にSDXCカードスロット搭載」は大きいでしょう。

ミラーレスカメラなどからファイルをMacに移す際、これまではUSBハブが必需品でしたが、M3 MacBook Proはその心配がありません。

動画編集する機会が多い方など、SDカードスロットが必要な方はM3 MacBook Proに魅力を感じるでしょう。

そして最も大きな違いが「価格」です。

M2 MacBook AirとM3 MacBook Proは、ベースモデルの価格差が84,000あります。

ストレージ容量を512GB10コアGPUモデルのM3 MacBook Proと同じ条件にすると、M2 MacBook Air208,800円となり、40,000円の価格差になります。

微妙な価格差ですが、14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイやSDXCカードスロット、そして冷却ファン搭載で新型「M3」チップ搭載となると、40,000円の価格差はお得かもしれません。

一つ注意しなければならない点として、M3 MacBook Proは「最大22時間のApple TVアプリのムービー再生」でM2 MacBook Airは「最大18時間のApple TVアプリのムービー再生」となっていますが、ワイヤレスインターネットに関しては両機種ともに「最大15時間」と同じ点です。

Apple TVのムービー再生よりもワイヤレスインターネットの機会の方が間違いなく多いので、一概にM3 MacBook Proの方がバッテリーの持続性が優れているとは言えません。

それにしてもこの価格設定と価格差、実に巧妙な設定で微妙に悩む価格差ですね。

M2 MacBook Airがおすすめな理由

引用 : Apple

先程M2 MacBook AirとM3 MacBook Proの仕様と価格差について比較しましたが、40,000円の差はお得にも思えますし、40,000円は大きな金額でもあります。

この記事の冒頭でも述べましたが、ほとんどの方はM2 MacBook Airで充分な性能であり、40,000円という出費を抑える為にも、M2 MacBook Airがおすすめです。

この40,000円は別のApple製品、例えばApple Watchの購入資金に充てた方がMacのセキュリティ解除に利用できたりと便利に感じることが多いでしょうし、iPadの購入資金に回した方が日常での利用をもっと便利に感じるでしょう。

そして40,000円の価格差をそれ程重要視しないなら、搭載メモリを8GBから16GBへカスタマイズすることをおすすめします。

8GBでも動画編集などすることは可能ですが、搭載メモリは大きい方が安心できます。

ブラウザのタブを複数開いて利用する方、特にChromeSafariよりもメモリ消費が多いので、タブを開きっぱなしでマルチタスクを行う方は、搭載メモリは16GBは欲しいです。

先程のM2 MacBook Airのメモリを16GBにカスタマイズすると、236,800円となりますがM3 MacBook Proよりも12,000円安く購入することが可能です。

繰り返しになりますが、M2 MacBook Airは非常にハイスペックであり、クリエイティブなアプリを頻繁にするような場合を除いて、一般的な利用なら充分満足できるMacです。


M2チップ搭載MacBook Airの詳細はこちら

M3 MacBook Proにある魅力

引用 : Apple

M2 MacBook Airの性能が充分なのは理解しているが、それでもM3 MacBook Proにある魅力が消えることはありません。

特に

  • 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ
  • 最新のM3チップ搭載
  • 冷却ファン搭載
  • HDMIポートとSDXCカードスロット搭載

この4点、その中でも14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ搭載は、Macを開く度に目にするパーツなので、最も魅力に感じるでしょう。

予算的に余裕があるならば、M3 MacBook Proは非常に魅力の多い機種です。

ただ、同時に発表されたM3 Pro/M3 Max搭載のMacBook Proは、「プロの為のプロ仕様のMacBook Pro」なので、MacBook Proを使用して仕事としている人以外はスルーして大丈夫です。


M3チップ搭載 MacBook Proの詳細はこちら

ヤマダウェブコムで、14インチMacBook Pro 8コアCPUと10コアGPUを搭載したApple M3チップ 16GB 1TBSSDが購入できます。

もちろん新品のカスタマイズモデルです。

14インチMacBook Pro 8コアCPUと10コアGPUを搭載したApple M3チップ メモリ16GB 1TBSSDはこちら
14インチ MacBookPro 8コアCPUと10コアGPUを搭載したAppleM3チップ メモリ16GB 512GBSSDはこちら

自宅での利用のみなら、別の選択も!

引用 : Apple

今回、M2 MacBook AirとM3 MacBook Proのスペック面で比較してきましたが、最近はMacBookをクラムシェルモードで外部ディスプレイへ接続して利用する方が多く、Macの利用場所が自宅が圧倒的に多い場合、他のMacを選択をした方がいい場合もあります。

それは、M2 Mac miniです。

Mac mini(M2)の詳細はこちら

Mac mini(M2)は、2023年2月に発売されたMacで、今一番おすすめのMacの一つでもあります。

Mac mini(M2)に関する記事はこちらを参考にしてください。

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それでもM2 MacBook Airがおすすめな理由

引用 : Apple

M3 MacBook Proは248,800円からと非常に高額ではありますが、14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイの搭載など、魅力の多いMacではあります。

冷却ファン搭載で、Macに負荷をかけ続けた際にサーマルスロットリングの心配も少ないなど「M3」チップの性能を余すことなく利用するには決して高いMacとも言い切れません。

それでもM2 MacBook Airがおすすめな理由はただ一つ、

「ほとんどの方が満足できるスペックのMacだから」です。

どしても新商品に目が行きがちですが、利用用途とMac本体のスペックをよく考えて購入することが、日本での販売価格が上昇している製品を購入する上でこれから重要なポイントになるでしょう。

それと、M1 MacBook Airも充分今でも満足できる性能であることも追記しておきます。

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