M2 MacBook AirとM1 MacBook Air。
MacBook Air購入の際に悩む問題の一つですが、どちらがあなたに最適なのでしょうか?
ここでは、M2 MacBook AirとM1 MacBook Airの特徴や性能を比較し、あなたにとって最適な選択肢を見つけるための情報を、M1 MacBook Airユーザーである私が解説します。
さあ、新しいMacBook Airを手に入れる前に、どちらがあなたにとってベストな選択なのか考えてみましょう。
あなたのクリエイティブな可能性を最大限に引き出す、それがMacです。
ほとんどの方は、この機種で満足できるでしょう!
M1以降に販売されたMacBook Airは次の通りです。
- M1 MacBook Air 13インチ 2020年11月発売
- M2 MacBook Air 13インチ 2022年7月発売
- M3 MacBook Air 13・15インチ 2024年3月発売
- M4 MacBook Air 13・15インチ 2025年3月発売
2025年5月現在はM4 MacBook Airが発売されています。
それに店頭在庫を含めると、M2 MacBook Airもまだ販売されていると言っても良いでしょう。
このM4 MacBook Airを含めた中のM2とM1のMacBook Airの2機種に絞り、コストパフォーマンスを含めて考えると、2025年5月現在でもほとんどの方におすすめの機種は『M1 MacBook Air』です。
ただし、ここで言う「おすすめの機種」のM1 MacBook Airは、今M1 MacBook Airを利用している方々がそのまま利用し続けても性能的にはおすすめの意味であり、これから購入されるのであれば、整備済製品等の中古品を含めたM2 MacBook Airの方がおすすめです。
その理由をそれぞれのMacBook Airの特徴とともにみていきましょう。
M2 MacBook AirとM1 MacBook Airについて
はじめにM2 MacBook AirとM1 MacBook Airについて、仕様の比較をしてみます。
| M2 MacBook Air | M1 MacBook Air | |
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|
| 発売年月日 | 2022年7月 | 2020年10月 |
| カラー | ミッドナイト / スターライト / スペースグレイ / シルバー | スペースグレイ / シルバー / ゴールド |
|
システムオンチップ(プロセッサ)
|
Apple M2 | Apple M1 |
| 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU | 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU | |
| 最大10コアGPU | 7コアGPU | |
| 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | |
| 100GB/sのメモリ帯域幅 | ー | |
| メディアエンジン | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264およびHEVC ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン |
| メモリ | 8GB / 16GB / 24GB | 8GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
|
ディスプレイ
|
13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ |
| 2,560 × 1,664ピクセル | 2,560 x 1,600ピクセル | |
| 500ニトの輝度 / 広色域(P3) | 400ニトの輝度 / 広色域(P3) | |
| 高さ | 1.13cm | 0.41~1.61 cm |
| 幅 | 30.41cm | 30.41cm |
| 奥行き | 21.5cm | 21.24cm |
| 重量 | 1.24kg | 1.29kg |
| カメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
|
オーディオ
|
4スピーカーサウンドシステム | ステレオスピーカー |
| 空間オーディオに対応 | 空間オーディオ 非対応 | |
| 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ | 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ | |
|
ポート
|
Thunderbolt / USB 4ポート × 2 | Thunderbolt / USB 4ポート x 2 |
| MagSafe 3充電ポート | ー | |
| セキュア認証 | Touch ID | Touch ID |
|
電源とバッテリー
|
最大15時間のワイヤレスインターネット | 最大15時間のワイヤレスインターネット |
| 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | |
| 52.6Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 49.9Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | |
| 30W USB-C電源アダプタ | 30W USB-C電源アダプタ | |
| 価格 | 164,800円(税込)から | 134,800円(税込)から |
M1 MacBook Airは2020年に発売され、M2 MacBook Airは2022年に発売されました。
両機種とも非常に優れたパーソナルコンピューターですが、まず最初にそれぞれのモデルについて詳しく解説します。
M1 MacBook Airは、Appleが開発した最初のARMベースのM1チップを搭載しています。
これにより、従来のIntelベースのMacBookよりも高速でエネルギー効率が優れており、バッテリー寿命も長くなっています。
M1 MacBook Airは、8コアCPUと最大8コアGPUを備えており、最大16GBのメモリーと最大2TBのストレージを選択できます。
また、RetinaディスプレイとTouch IDが搭載されています。
※2024年現在に販売されているM1 MacBook Airは、8コアCPUと7コアGPUモデルになります。
一方、M2 MacBook Airは、M1チップの後継となるM2チップを搭載しており、発売前から非常に高い注目を集めていたMacです。
M2チップも同様にエネルギー効率が優れており、M1チップよりもさらに高速な8コアのCPUと最大10コアのGPUを備えています。
M2 MacBook Airは、最大24GBのメモリーと最大2TBのストレージを選択でき、Liquid RetinaディスプレイとTouch IDが搭載されています。
M1 MacBook AirとM2 MacBook Airは、どちらも処理能力が高くでエネルギー効率が優れ、性能的に優れています。
ただ、M2 MacBook AirはM1 MacBook Airよりも高速でGPUコア数も多く備えていますが、動画の編集においても驚く程の差はありませんでした。
日常的な利用で、体感できる程の性能差はないのが実際のところです。
その為、M1 MacBook Airのメモリやストレージ不足による買い替え以外、M1 MacBook AirからM2 MacBook Airへの買い替えはおすすめできません。
どちらを選ぶかは、個人のニーズや予算によって異なりますが、ほとんどの場合M1 MacBook Airで充分満足できるスペックとなっています。
ただ、これから購入されるのであれば、OSサポート対象期間の長いM2 MacBook Airが断然おすすめです。


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パフォーマンスの比較

引用 : Apple
M1 MacBook AirとM2 MacBook Airは、どちらも高速でエネルギー効率が優れたMacBook Airの最新モデルですが、動画編集などのクリエイティブな利用用途ではM2 MacBook Airの方がより高速で強力なパフォーマンスを提供します。
M1 MacBook Airは、8コアのCPUと最大8コアのGPUを搭載しており、高速でエネルギー効率が優れています。
これにより、M1 MacBook Airは、ウェブサイトのブラウジングや電子メールの送受信などの一般的なタスクをより速く処理することができます。
また、動画編集や写真編集などの複雑なタスクも比較的スムーズに実行できます。
※2024年現在に販売されているM1 MacBook Airは、8コアCPUと7コアGPUモデルになります。
一方、M2 MacBook Airは、8コアのCPUと最大10コアのGPUを搭載しており、より高速なパフォーマンスを提供します。
M2 MacBook Airは、M1 MacBook Airよりも複雑なタスクをより速く処理でき、GPUコア数の多いモデルを選択できる為、動画編集などクリエイティブタスクを実行するユーザーにとっては、より適した選択肢となります。
ただし、一般的なタスクや日常の使用においては、M1 MacBook Airでも十分なパフォーマンスを発揮することができます。
また、価格の面でもM1 MacBook AirはM2 MacBook Airよりもお手頃であるため、予算に余裕がないユーザーや、軽いタスクのみをこなすユーザーにとっては、M1 MacBook Airが最適な選択肢であると、M1 MacBook Airユーザーの私は感じます。



デザインと機能

引用 : Apple
M2 MacBook AirはこれまでMacBook Airが継承してきたウェッジ型のデザインから、M1 Pro/Max搭載のMacBook Proに似た「フラットな形状」へと変わりました。
ボディーカラーもシルバー・スペースグレイに加え、新色の「スターライト」と「ミッドナイト」が追加され、全く新しいMacBook Airへの進化を感じられるデザインとなっています。
M1 MacBook AirとM2 MacBook Airは、機能面において大きな違いはありません。
M1 MacBook Airは13.3インチ、M2 MacBook Airは13.6インチのRetinaディスプレイ、薄型・軽量のアルミニウムボディ、Thunderbolt 4ポート、FaceTime HDカメラ、Touch IDセンサー、そして最新のmacOS (operating system)などを搭載しています。
しかしながら、M2 MacBook Airは、M1 MacBook Airに比べてMagSafe 3充電ポートの追加(復活)もあり、USB-Cポートを充電以外で2ポート利用することが可能です。
M2 MacBook Airには、最大24GBのRAMを選択できるようになっており、よりメモリ消費の多いタスクも並行して処理・対応できます。
さらに、M2 MacBook Airには、M1 MacBook AirにはないProResエンコード/デコード専用のメディアエンジンを搭載しています。
iPhone等でProRes撮影した動画の編集等では、M1 MacBook Airよりも優位です。
総合的に見ると、M1 MacBook AirとM2 MacBook Airは、機能面においてほとんど同じですが、M2 MacBook Airにはより高度なタスクに対応するための性能、特に動画編集などでより高度なタスクに取り組むユーザーにとっては、より適した選択肢となるでしょう。
しかし、一般的なタスクや日常の使用においては、M1 MacBook Airでも十分に使えるため、価格面で予算に余裕のないユーザーや、軽いタスクのみをこなすユーザーにとっては、M1 MacBook Airの性能で満足できますので、ベストな選択となるでしょう。
バッテリー持続性能
M1 MacBook AirとM2 MacBook Airは、どちらもAppleが公式に発表しているバッテリー性能は、最大で15時間のワイヤレスインターネットや18時間のApple TVアプリのムービー再生が可能です。
ただし、実際の使用状況によって異なるため、これはあくまでも目安です。
またM2 MacBook Airは、電力効率の良いApple Siliconであるため、より効率的に電力を消費することができます。
さらに、M2 MacBook Airには、より大容量のRAMを選択できるため、使用状況によってはバッテリー消費量が大幅に変化することがあります。
総合的に見ると、M1 MacBook AirとM2 MacBook Airのバッテリー寿命には大きな違いはないと言えます。
どちらも長時間の使用が可能であり、普段使いや軽度の作業においては問題なく使用できます。
ただし、より高度なタスクを行う場合は消費電力が高くなるため、バッテリー持続時間にも注意が必要です。
価格と価値

引用 : Apple
M1 MacBook AirとM2 MacBook Airの価格は、Appleの公式ウェブサイトによると以下のようになっています(2024年2月の税込価格)。
- M1 MacBook Air
スタンダードモデル(8GB RAM、256GB SSD):134,800円
カスタマイズモデル(16GB RAM、512GB SSD):190,800円 - M2 MacBook Air
スタンダードモデル(8GB RAM、256GB SSD):164,800円
カスタマイズモデル(16GB RAM、512GB SSD):236,800円
M2 MacBook Airは、M1 MacBook Airよりも高性能なプロセッサーとグラフィックスを搭載しているため、価格が上昇しています。
ただし、価格と価値を考慮すると、M1 MacBook Airの方がコストパフォーマンスに優れているとも言えます。
M2 MacBook Airは、M1 MacBook Airと比較して、より高速でパワフルなプロセッサを搭載しています。
さらに、より大容量のRAM24GBを選択できます。
これらの機能は、より多くのタスクを行うユーザーや高度なタスクを行うハイアマチュアユーザーにとって重要であり、M2 MacBook Airの価値を高めています。
ただ、普段使いや軽度の作業においては、M1 MacBook Airでも十分なパフォーマンスを発揮します。
価格に敏感なユーザーにとっては、M1 MacBook Airの方がコストパフォーマンスが良いと考えられます。
総合的に見ると、M1 MacBook AirとM2 MacBook Airの価格と価値は、使用目的や予算によって異なります。
高度なタスクを行うユーザーやハイアマチュアユーザーにとっては、M2 MacBook Airの価値が高いと言えますが、普段使いや軽度の作業においては、M1 MacBook Airでも十分なパフォーマンスを発揮します。
実際、M1 MacBook Airも4K動画の編集も出来るくらい高性能なMacでもあります。

結論

M1 MacBook AirとM2 MacBook Airの価格と価値についてのまとめです。
M1 MacBook Airの価格と価値
- スタンダードモデル(8GB RAM、256GB SSD):134,800円
- カスタマイズモデル(16GB RAM、512GB SSD):190,800円
- コストパフォーマンスが良い
- 普段使いや軽度の作業には十分なパフォーマンスを発揮する
- ほとんどの方が満足できる性能のMac
- 4Kの動画編集をすることも可能
M2 MacBook Airの価格と価値
- スタンダードモデル(8GB RAM、256GB SSD):164,800円
- カスタマイズモデル(16GB RAM、512GB SSD):236,800円
- より高速でパワフルなプロセッサーを搭載
- より大容量のRAMを選択可能
- 高度なタスクを行うユーザーやハイアマチュアユーザーにとっては価値が高い
- 4Kの動画編集を頻繁にするなら、ワンランク上のM2 Pro搭載Macを選択した方がベターな場面も考えられる
M1 MacBook Airの16GBメモリを利用している私が、16GBメモリ搭載のM2 MacBook Airを半日利用してみましたが、体感できる程の差を感じることはありませんでした。
ただ、デザインが新しくなったM2 MacBook Airは、そのデザインやカラーに魅了される方も多いと思われます。
その場合は、迷わずM2 MacBook Airの購入をおすすめします。
デザインやカラーが気に入って購入した場合、利用頻度も上がりますし、何よりテンションが上がり使いこなせるまでの時間が短縮され、いい事づくしです。
ビギナーの方にはM1 MacBook Airは今でも最適の機種ですし、Intel製CPU搭載のMacBook Airから買い替えの方も満足できる性能の為、コストパフォーマンスを考えると「M1 MacBook Airがイチオシ!」です。
2024年4月の時点で、Apple認定整備済製品のM1 MacBook Air8コアCPU・7コアGPU・メモリ8GB・SSD256GBが106,800円で販売されています(在庫は毎日変動します)。
M1とM2どちらのMacBook Airも、あなたの生活をよりシームレスにすることは間違いありません。



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