「もう直ぐ新型のM3 MacBook Airが発売される筈だから、待ってみよう!」
「M3 MacBook Airの発売時、日本での販売価格が心配だなぁ…!?」
MacBook Airに限らず、iPhoneやiPad購入の際にも同じ様に考える方は非常に多いです。
この記事では、M1 MacBook Airのヘビーユーザーである私が、M2 MacBook Airの後継機にあたる「M3 MacBook Air」の発売を待つことによるメリットとデメリットについて考えてみます。
今お使いのMacBook Air等からの買い替えを検討している方、初めてのMac購入でM3 MacBook Airを検討されている方など様々なパターンがありますが、メリットとデメリットは共通する点が多いですので、参考にしてください。
M3 MacBook Airの発売を待つメリットとデメリットはこれ!
2023年10月31日のApple Eventで、もしかしたら発表があるかもしれないと思われていた「M3 MacBook Air」ですが、そのEventでの発表はありませんでした。
2022年に発売された現行モデルの「M2 MacBook Air」は、発表後一新されたデザインや新色の追加など大きな話題となりました。
MacBook Pro同様のフラットな形状やMag Safeの復活、13.6インチと僅かではあるがサイズアップしたRetinaディスプレイなど、M1 MacBook Airから大きく進化して新しいMacbook Airへと生まれ変わった姿に魅了されて購入した方は多かったです。
その一方で、Intel製CPU搭載のMacBook AirからM1 MacBook Airへと世代交代した時程の性能面での驚きは少なく、今でもM1 MacBook Airの高性能かつ低電力さがユーザーからも支持されています。
その私が感じる「M3 MacBook Airの発売を待つメリットとデメリット」は次のとおりです。
メリット
- 搭載チップが新しくなる
- 最新のMacBook Airを所有できる
- 気に入ったカラーが発売されるかもしれない
デメリット
- 大きな不満のないM2チップからのチップ変更のみの可能性が高い
- 大きくデザイン変更されたM2 MacBook Airと外観は変わらない可能性が高い
- 日本での販売価格が上がる可能性が非常に高い
- 既に完成型と言えるM2 MacBook Airからの満足感は望めない
- いつ発売されるか解らない新型を待つ時間が勿体ない
このことについて、簡単に解説してみたいと思います。
はじめにメリットの3項目から解説します。

メリット

引用 : Apple
個人的に感じるメリットは、この3つしか思い浮かびませんでした。
- 搭載チップが新しくなる
新型MacBook Airには間違いなく新しい「M3」チップが搭載されるでしょう。
これまでのMacの新型登場を振り返ってみても、同じチップを使って新型に代替わりした例はありません。
ただ、M2チップは非常に優れた性能のチップであり、プロのクリエイターなどクリエイティブなタスクを仕事としている方以外の一般的なユーザーにとっては充分満足できる性能のチップです。
2020年に登場したM1チップでも、一般ユーザーにはハイスペックと言える性能なのですから。
それと、Wi-Fi 6Eに対応するなど、細かい点での改善はあるでしょう。
また、これまで以上の低電力性能により、バッテリー持続時間が伸びるであろう点も見逃せません。 - 最新のMacBook Airを所有できる
最新モデルを所有する喜びは、Macに限らずiPhoneやiPadでも所有する喜びはあります。
ただ、搭載チップが新しくなっただけのMacなら、その喜びも1週間といったところではないでしょうか。
それだけの為に、いつ発売されるか解らない新商品を待つより、現行モデルを手に入れて利用した方が、MacBook Airを使いこなせる日も早くなるでしょう。 - 気に入ったカラーが発売されるかもしれない
M1やM2 MacBook Airで気に入ったカラーがなく、新色の追加を待っている方がいるかもしれません。
でも、新色が追加されたとしても、お気に入りのカラーが無いかもしれません。
長くラインナップにあるスペースグレーとシルバーがMacのベースとなっているので、あまり気にならないのが私の印象です。
次はデメリットについて私なりの意見を記します。
デメリット

- 大きな不満のないM2チップからのチップ変更のみの可能性が高い!
これは、私がこれまでのリニューアルなどから感じることですが、極端に言うとM2 MacBook Airの筐体へ、搭載チップをM3チップを搭載して発表してくるだけの可能性が高いです。
M1 MacBook Airのヘビーユーザーである私ですが、以前M2 MacBook Airを数日使用しましたが、日常的な利用でスペックアップを感じることはありませんでした。
Intel製チップからM1チップ搭載となった際の衝撃が大きすぎたこともありますが、M1チップからM2チップへの変更では、そこまでのスペックアップを体感することがない様に、M2チップからM3チップへの変更でも同様ではないかと感じます。
ただ、Apple Eventでの発表内容を観ると、M3チップはM1チップユーザーからの買い替えをも対象にしている様に感じます。
重ね重ねになりますが、「M2チップ」や「M1チップ」は非常に優秀なチップであり、一般ユーザーにとっては満足できる性能です。 - 大きくデザイン変更されたM2 MacBook Airと外観は変わらない可能性が高い!
2022年に大きくデザイン変更して登場したM2 MacBook Airですので、次のモデルで外観が変わる可能性は非常に少ないです。
M2 Pro MacBook Pro登場の時と同じ様に、M3 MacBook AirもM2 MacBook Airと同じ筐体をベースとして登場する可能性が非常に高いです。
先ほどの性能的な内容と被りますが、M1 MacBook AirやM2 MacBook Airで8GBのユニファイドメモリで不足を感じて、新型登場の際にメモリをカスタマイズして購入を検討している方以外、M3 MacBook Airを待つメリットは少ないでしょう。
もし今M1 MacBook Airでメモリ不足を感じているなら、次に記載する価格の面からもM2 MacBook Airのメモリをカスタマイズして購入・利用することも検討した方が良いでしょう。 - 日本での販売価格が上がる可能性が非常に高い!
10月31日に発表されたM3チップ搭載のMacBook Proは日本での販売価格が248,800円(税込)です。
アメリカでの価格は1,599ドルなので、税込での換算ですが1$149.5円での換算となっており、このレートで新型M3 MacBook Airが発売されたら、非常に高額なM3 MacBook Airとなってしまいます。
間違いなく、日本では高額なM3 MacBook Airとして発売されるでしょう。 - 既に完成型と言えるM2 MacBook Airからの満足感は望めない
メリットの項目でもお伝えしましたが、M2 MacBook Airは「既に完成されたMacBook Air」と言って良い程のMacBookであり、MacBook Airにこれ以上の機能や性能は不要とも言える程の完成度です。
これ以上の性能や機能を待つよりは、1日も早くMacBook Airを利用して、その便利さを体感した方が、一緒に利用しているiPhoneやiPadとの連係機能の利便性を享受する方が生活の質の向上に間違いなく繋がります。
今、M2 MacBook Air等を利用していて、クリエイティブな利用が多くなり、作業時間の短縮などスペック的に不満がある以外、満足感は得られないかもしれません。 - いつ発売されるか解らない新型を待つ時間が勿体ない
M3 MacBook Airの発表・発売は、いつになるか解りません。来年早々に発売されるか、来年3月になるか、若しくはWWDC2024以降になるかもわかりません。
既にM2 MacBook Airなどを利用していて、何等かの理由で新型M3 MacBook Airの発売を待っている方以外、特に初のMacとしてMacBook Airに魅力を感じている方は、新型発売を待つ時間が非常に勿体ないです。
先ほども記載しましたが、1日も早くM1若しくはM2 MacBook Airを利用して、その便利さを体感し、一緒に利用しているiPhoneやiPadとの連係機能の利便性を享受する方が生活の質の向上に間違いなく繋がります。
デメリットもまだまだありますが、代表的なデメリットを一例として挙げてみました。
個人的には、この中で「大きく変わらないであろう性能」と「販売価格」に注目しています。
一般的な利用で変わらない性能に、これまで購入できた費用以上の代金を支払うのは、賢い選択とは言えません。
新型を所有する優越感より、MacBook AirとiPhoneやiPadで利用可能な連係機能を使える満足感を早い段階で優先した方が、あなたのfor Better Lifeに間違いなく繋がる筈です。

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