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M3 MacBook Proの登場で、Airとの差が明確に!

Apple
引用 : Apple
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M2チップの後継として2023年10月31日にM3チップシリーズ(M3/M3 Pro/M3 Max)の発表があり、11月7日にそれぞれのチップを搭載したMacの発売が開始されました。

この発表で驚いたことが2つあり、一つはM3チップ搭載のMacBook Airの発表がMacBook Proよりも後になったこと。

そしてもう一つは、これから発売されるであろうM3 MacBook AirとM3 MacBook Proとの仕様の差が明確になるであろうことです。

この記事では、M2 MacBook ProとM3 MacBook Proとの仕様の比較と、今購入可能なM3 MacBook ProとM2 MacBook Airの比較をして、今購入するならどちらのMacBookがおすすめなのか、その理由を明確にしていきたいと思います。

今回の内容は、Intel製チップ搭載のMacBook Air(Pro)からの買い替えを検討している方は勿論、M1 MacBook Airからのスペックアップを考えている方なども参考になる内容となっています。

M3 MacBook Proの登場で、Airとの差別化がこれまで以上に明確に

引用 : Apple

「M2 MacBook Pro 13インチ」の後継機として、「M3 MacBook Pro 14インチ」が登場しました。

今回、新型のM3チップを搭載してきたと同時に、これまでの13.3インチの筐体からM2 Pro MacBook Proのフラットなデザインの筐体を纏い、「新しいM3 MacBook Pro 14インチ」として生まれ変わりました。

最初に比較表をご覧いただきたいのですが、注目すべき点は

  1. 搭載ディスプレイ:Liquid Retina XDRディスプレイ
  2. 冷却ファンの有無
  3. 搭載されているポート類:HDMIポート・SDXCカードスロット
  4. 価格

この4点です。

この他にも、「フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム」等、M3 MacBook Pro 14インチのみに搭載されている機能もありますが、AirPodsなどワイヤレスイヤホンを利用する機会が多い今、直接MacBook本体から音を出す機会が減っていることを考慮した為、今回は注目すべき点からは外しました。

それでは比較表をみていきましょう。

MacBook Pro 14㌅ MacBook Pro MacBook Air
発売年 2023 2022 2022
搭載チップ M3 M2 M2
CPU
8コア 8コア 8コア
4つの高性能コアと4つの高効率コア 4つの高性能コアと4つの高効率コア 4つの高性能コアと4つの高効率コア
GPU 10コア 10コア 最大10コア
メモリ帯域幅 100GB/s 100GB/s 100GB/s
ユニファイドメモリ 最大24GB 最大24GB 最大24GB
ディスプレイ
14.2㌅ 13.3㌅ 13.6㌅
Liquid Retina XDRディスプレイ Retinaディスプレイ Liquid Retinaディスプレイ
XDR輝度:1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ) 500ニトの輝度 500ニトの輝度
ProMotionテクノロジーによる最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート
ストレージ容量
256GB 256GB
512GB 512GB 512GB
1TB 1TB 1TB
2TB 2TB 2TB
高さ 1.55cm 1.56cm 1.13cm
31.26cm 30.41cm 30.41cm
奥行き 22.12cm 21.24cm 21.5cm
重量 1.55kg 1.4kg 1.24kg
カメラ 1080p FaceTime HDカメラ 720p FaceTime HDカメラ 1080p FaceTime HDカメラ
スピーカー フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム ハイダイナミックレンジステレオスピーカー 4スピーカーサウンドシステム
ワイヤレスインターネット 最大15時間 最大17時間 最大15時間
ワイヤレス Wi-Fi 6E(802.11ax) Wi-Fi 6(802.11ax) Wi-Fi 6(802.11ax)
Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.3
ポート
Thunderbolt4 (USB-C)ポート×2 Thunderbolt / USB 4ポート×2 Thunderbolt / USB 4ポート×2
HDMIポート
SDXCカードスロット
セキュア認証 Touch ID Touch ID Touch ID
価格(税込) 248,800円から 164,800円から

M3チップを搭載したMacBook Pro 14インチの詳細はこちら

搭載ディスプレイ:Liquid Retina XDRディスプレイ

すべてのMacBook Proモデルは、コンテンツを制作したり楽しんだりするのに比類なく、業界をリードするLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しています。 引用 : Apple

今販売されているMacBookシリーズのディスプレイの中で、最も解像度が高く鮮やかな「Liquid Retina XDRディスプレイ」ですが、これまでは「M2 Pro MacBook Pro」や「M2 Max MacBook Pro」のみに搭載されていた「上位機種専用のディスプレイ」という位置付けでした。

この「Liquid Retina XDRディスプレイ」をM2 MacBook Pro 13インチの後継機種であるM3 MacBook Pro 14インチへ搭載してきたことは、MacBook ProシリーズはMacBook Airとディスプレイ面での差を差別化の一つとしてきたと言えるでしょう。

個人的には、この「Liquid Retina XDRディスプレイ」をM3 MacBook Proへ搭載してきたことは、お求めやすい価格のMacBook Proの一つのアピールポイントとして非常に大きいと感じます。

後で記しますが、M2 MacBook AirやM2 MacBook Proとの価格差から比較すると、M3 MacBook Proはお勧めできる点でもあります。

冷却ファンの有無

MacBook AirとMacBook Proの大きな違いの一つに、「冷却ファンの有無」があります。

M2チップが発表された2022年6月、同時に発表されたM2 MacBook ProとM2 MacBook Airの仕様比較でもこのサイトで紹介しましたが、24GBまでメモリを増設する場合、冷却ファンの有無がチップ性能を引き出す重要なポイントになることがあります。

メモリ消費の多いアプリを利用する場合、どうしても「発熱」という問題と向き合う必要が出てきます。

その場合、冷却ファンを作動させて冷却しながらの方がチップ性能を落とさずに済むので、M3 MacBook Proが有利になります。

高性能なM2 MacBook Airも、長時間負荷をかけ続ける様なアプリを使用する場合は、その性能をフルに発揮できないシーンも出てきます。

ほとんどの場合、そこまで気にすることはないですが、動画編集の際の書き出しが長時間になる場合が多いMacの利用では、冷却ファン搭載のMacを選択する方が安心です。

ただ、毎日頻繁に長時間の動画の書き出しをする人以外は、それほど気にすることでもないでしょう。

搭載されているポート類:HDMIポート・SDXCカードスロット

右側にHDMIとSDXCカードスロットを搭載 引用 : Apple

M1 MacBook AirやM2 MacBook Air、M2 MacBook Proで惜しいところとして言われ続けていたことの一つが、「拡張性」です。

USB-Cポート2つしか搭載してなく、SDカードやUSBメモリーなどを利用する際はUSBハブを接続しての利用を避けられませんでした。

今回発売されたM3 MacBook Proは、HDMIポートとSDXCカードスロットを搭載しており、USBハブを利用しなくてもSDカードのファイルを読み込むことが出来る様になったことは、動画や写真のファイルを取り組む際のスピードアップにも繋がります。

ただ、M3 MacBook ProはUSB-Cポートが2つで、M3 Pro/M3 Maxの3ポートとは違いますので、そこだけ注意が必要です。MagSafeで充電可能なので、それ以外でUSB-Cを同時に3つ利用する機会も、ヘビーユーザー以外は少ないでしょう。

価格

ある意味ここが最も興味深いところでもあります。

M3 MacBpook Proが発売され、ベースモデルで248,800円からと、M2 MacBook Proよりもかなり高額となりました。

円安の影響で日本での販売価格が上昇していることが原因ですし、未だ発表されていないM3 MacBook Airの価格との比較が出来ませんので一概には言えませんが、おそらくM3 MacBook Airも高額なMacBook Airとなることは間違いないでしょう。

ただ、「上位機種専用のディスプレイ」という位置付けだった「Liquid Retina XDRディスプレイ」の搭載などを考慮すると、価格だけでの比較で「高い」と決めつけられないのも事実です。

M3 MacBook Proのベースモデルと同じ仕様(10コアGPU、SSD512GB)にM2 MacBook Airをカスタマイズすると「208,800円」となり、M3 MacBook Proとの価格差は40,000円になります。

40,000円はAirPodsが購入できる金額ですし、購入価格の差額としては大きい額ではありますが、その仕様を考えると、ひとまわり大きなLiquid Retina XDRディスプレイと冷却ファン、SDXCカードスロット搭載などを考慮すると、決して高いと決めつけられない額でもあります。

MacBook ProとMacBook Airには様々な差があり、それに伴って価格差もありますので、利用用途をはっきりとした上での機種選びが大切であり、ある意味機種選びがしやすくなった設定とも言える仕様の差かもしれません。

M4 Mac発売の今、MacBook Airを選択すべき理由
M4 Macが発売された今、MacBook Airの購入を今検討されている方にとって、スペック的に問題ないか、気になるところでしょう。「現行モデルを購入しても大丈夫!」な理由は充分すぎる性能だからです。

ほとんどの方にはこのMacがおすすめ!

M3 MacBook Pro 14インチは、「上位機種専用のディスプレイ」という位置付けだった「Liquid Retina XDRディスプレイ」の搭載など魅力が多い機種ですが、利用用途やクリエイティブな利用頻度などを考慮すると、M2 MacBook AirやM1 MacBook Airが今一番おすすめのMacと言えます。

M2 MacBook Airの詳細はこちら

ただ、利用用途にもよりますので、M3 MacBook Proのおすすめ用途と理由も簡単に記載します。

M3 MacBook Pro 14インチがおすすめの利用用途と理由

引用 : Apple

  • 書き出しに20分を超える4K動画の編集をする機会が増えた
    理由:編集した動画の書き出しの際にMacのチップ性能の差が影響しますし、冷却ファン搭載の有無で性能を引き出せるかも影響が出ます。発熱の際に冷却ファン搭載のMacBook Proならば、排熱性能に優れているので性能を落とさずスペックを活かした書き出しが可能です。
  • iPhoneやミラーレスカメラで撮影した写真の編集をする機会が増えた
    理由:写真の編集に「Liquid Retina XDRディスプレイ」は最適であり、SDXCカードスロットは必須と言えるでしょう。
  • メモリ消費の多いアプリをマルチタスクで利用する場合
    理由:最大24GBまで搭載可能なMacBook ProとMacBook Airですが、メモリ消費の多いアプリを利用する際も発熱の影響を受けやすくなります。メモリ消費の多いアプリの利用頻度が多い場合も、冷却ファン搭載のMacBook Proの方がスペックを活かした利用が可能です。

こういった利用用途が多い方は、M3 MacBook Proを選択した方がMacのスペックを充分活用できるでしょう。

M3チップ搭載のMacBook Pro 14インチの詳細はこちら

ただ、M2 MacBook Airでも出来ないタスクではないので、「編集時間を短縮する為に費用をかけるかどうかの違い」、「編集時間を短縮する必要があるか」という点がMacBook Proを選ぶか、MacBook Airを選ぶかの違いになると思います。

「編集時間を短縮する為に費用をかけるかどうかの違い」とか「編集時間を短縮する必要があるか」は、仕事として利用するかしないかの違いとも言えるでしょう。

ヤマダウェブコムでメモリ16GBのカスタマイズモデルのM3チップ搭載MacBook Proが購入できます。

もちろん新品のカスタマイズモデルで、ポイント付与もあります。


M3 MacBook Pro メモリ16GB/ストレージ1TBカスタマイズモデルはこちら

MacBook Proは「Pro」と名のつく限り、「プロの為のプロ仕様のMac」と言えます。

多くの方にM2 MacBook AirやM1 MacBook Airがおすすめな理由の一つでもあります。


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