iPadヘビーユーザーの私がMagic Keyboardを使わない5つの理由

Apple

カフェでバッグからMagic Keyboardを備えたiPadを取り出す光景とか、結構カッコいいですよね。

スタバなどでも良く見掛けます。

iPad専用に設計されているだけあって、その一体感もまた様になります。

そんなMagic Keyboardですが、「iPad使用歴10年超」のヘビーユーザーである私は利用していません。

迷った時期もありましたが、結果として購入しませんでした。

今回は、何故Magic Keyboardを利用しないのかを、私なりの意見として纏めてみました。

iPadやMac等、他の利用状況も踏まえた上での意見ですので、Magic Keyboardやその利用者の方を否定している内容ではないことを予めお伝えしておきます。


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Magic Keyboardを使わない5つの理由

最初に結論ですが、「私がMagic Keyboardを利用しない理由」はこの5つです。

  1. 単純に重くなる
  2. Macにはならない
  3. iPad本来の利便性を犠牲にする
  4. iPadの新型登場により使えなくなる可能性もある
  5. MacBook AirやProの方が捗る

この5つの理由について、私の意見を述べたいと思います。

1. 単純に重くなる

今発売されているiPadと、対応しているMagic Keyboardとの合計重量をみてみましょう。

iPad Pro12.9インチ iPad Pro11インチ iPad Air5 MacBook Air
約1,392g 約1,066g 約1,061g 1,290g

iPadは、気軽に手に取り直ぐに利用できることが魅力の一つです。
WEB閲覧などでは、調べたいことをGoogleの検索窓に打ち込むだけですので、キーボードを利用するまでもありません。

iPad Pro12.9インチでは、Magic Keyboardとの合計重量はMacBook Airを超えています。

ここまで重くなってしまい、次の「PCにはならない」理由に該当するならば利用すること自体躊躇ってしまいます。

2. Macにはならない

過去に該当する記事を掲載しましたが、iPadはそもそも「PCの様に利用することはできても、PCにはなりきれない」のです。

iPadはメイン機としてPC代わりになる!?
「iPad Pro12.9インチはメインマシンとしてPCの代わりになるの!?」M2 iPad Proが発売された今、メインマシンとして利用するならどこまで可能なのか?そもそもPCの代わりになるのでしょうか?

その理由として、そもそも搭載しているOSが違うから。

iPadは「iPadOS」、Macは「MacOS」をそれぞれ搭載しており、iPadもiOS搭載時よりはiPadOSに変わりマルチタスクが利用できるなど「PCに近い利用」が出来る様にはなりましたが、アプリの操作や機能、そしてファイル管理などPCには及ばない点が多々あります。

iPadにMagic Keyboardを備えてもiPadであり、MacBookになることはできませんので、これからMagic Keyboardの購入を考えている方は注意が必要です。

3. iPad本来の利便性を犠牲にする

初代iPadが発表された際、スマートフォン(iPhone) とラップトップ(MacBook)の間の第3のカテゴリーであり、 キーボードを使わずに利用できるデバイスとして発表されました。

iPhoneと同じくタッチ操作で利用できることが魅力であるiPadは、そのまま利用してこそiPad本来の利便性を発揮できるのではないでしょうか。

4. iPadの新型登場により使えなくなる可能性もある

iPad Pro11インチと iPad Air5(iPad Air4)では同じMagic Keyboardを利用することが可能ですが、iPad Pro11インチから iPad Pro12.9インチへ買い替えた場合は、iPad Pro11インチで利用していたMagic Keyboardは利用することができません。

iPad Pro12.9インチ用に買い替えることが必要です。

また、iPad Pro11インチの新型が発売され、サイズに多少変化がでた場合に、使い回せなくなる可能性も出てきます。

Magic Keyboardは価格も結構しますので、買い替えるのも正直簡単ではないでしょう。

iPad Pro(M4)用 Magic Keyboard 11㌅ iPad Pro(M4)用 Magic Keyboard 13㌅
¥49,800 ¥59,800

これではTouch ID搭載Magic Keyboard(21,800円)と、Magic Trackpad(18,800円)を購入した方が安く済みますし、MacBook Airをクラムシェルモードで利用している方にとっては「ユニバーサルコントロール」が利用できる今、この組み合わせをiPadでも利用した方が便利な場合が多いのではないでしょうか。

またiPadとの合計価格でも、MacBook Air(M4)の方が安く済みます。

iPad Air(M3)  13㌅ iPad Pro(M4) 11㌅ iPad Pro(M4) 13㌅ MacBook Air(M4) 13㌅
64GB
128GB ¥128,800
256GB ¥144,800 ¥168,800 ¥218,800 ¥164,800
512GB ¥180,800 ¥204,800 ¥254,800 ¥194,800
1TB ¥216,800 ¥272,800 ¥322,800 ¥224,800
2TB ¥340,800 ¥390,800 ¥284,800

Appleストア税込価格(iPadの価格はWi-Fiモデル 2025年8月時点の価格)

そして、iPadとMagic Keyboardとの組み合わせよりも、価格の安いMacBook Air(M4)の方が作業が捗ることが最大の理由です。

また、販売価格改定により、Magic Keyboardも値上げになりました。

これからMagic Keyboardの購入を検討されている方は、利用頻度や利便性等を良く考えてからの購入をお勧めします。

5. MacBook AirやMacBook Proの方が捗る

これが最大の理由ですが、様々なタスクをこなす上でMacBookの方が捗りますし、対応する機能もiPadのアプリに比べて揃っています。

M1搭載MacBook AirやMac mini等はいつまで使える?
「Macの歴史を変えた1台」であるM1 MacBook Air。「堅牢・美観」を引き継ぎつつ、M2から新しいデザインとなりMacBook Air(M4)が発売されましたが、MacBook Air(M1)はまだ使える!?

特にExcelなど「Microsoft Office」を利用する上では、iPadでは不安な点が多数あり、仕事上大事な書類の受け渡しでは、iPadで編集するのは控えているのが現状です。

それでも動画編集などでは、iPadでも充分満足できるアプリも揃ってきていますので、これからOfficeの編集などでも満足できるレベルになることを期待したいです。

【最新】 iPad や iPhone は円安による値上げの前に購入を!
WWDC2022で新型MacBook Airの発表に合わせて、Macの価格改定がありました。円安が続くと思われる今年、新登場するであろう Mac や iPad、そして秋には iPhone などにも影響は出てくると予想できますので、値上げ前の購入がお勧めです。

iPadでキーボードを利用するならこれがおすすめ!

iPad用のMagic Keyboardの魅力は、キーボードと一緒にトラックパッドが付属している点です。

個人的にはキーボードよりもトラックパッドの方がiPadを操作する上では便利であると感じますので、どうせキーボードをiPadで利用するならMacBook Airなどをクラムシェルモードでも利用可能なこの組み合わせがおすすめです。

Appleシリコン搭載Macモデル用Touch ID搭載Magic Keyboard – 日本語(JIS) 引用 : Amazon

Apple Magic Trackpad – ホワイト(Multi-Touch対応)

また、iPadと一緒にMacBookやWindowsPCも利用されているならばこのキーボードがおすすめです。

ロジクール MX KEYS mini KX700GR 引用 : Amazon

こちらの記事も参考にしてください。

Mac、そしてiPadにもおすすめのMX KEYS mini
「MX KEYS mini KX700」既に多くの方が使用感などのレビューを発信されていますが、改めて体感したことを記したいと思います。MacとiPadを利用していてiPadの機動力を活かしたい方必見です。

iPadは気軽にスクリーンタッチでの利用がベスト!

閲覧主体の利用が多いiPadですので、スクリーンタッチでもっと気軽にサッと取り出して使う方が、やっぱり便利だと思います。

ただ、iPadで文章作成など長文入力する際は、キーボードを利用した方がやっぱり便利で入力も早いです。

複雑な作業である「編集・クリエイティブな」タスクはMacに任せることで、iPadはこれからも for Better Life のツールとして役立ってくれるのではと感じます。

ですが、Magic Keyboardが用意されていてiPadの利便性を広げる意味で各種キーボードがApple純正として用意されていることは「さすがApple!」といった感じです。


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