「今、MacBook Airの購入を検討しているけど、新型を選択する方がいい!?」
「M3 MacBook Airの購入予定だけど、M4搭載のMacを選択した方がいい!?」
今Macを利用している方の買い替え検討にしても、これから初めてMacの購入を検討しているにしても、購入時期やMac本体の性能はいつも気になるものです。
この記事では、M4 MacBook Airを購入すべきか、お求めやすくなったM3 MacBook Airを購入しても大丈夫かについて、MacBook Airユーザーの私がわかりやすく解説していきます。
利用用途によっては、価格の高い新型を選択する必要はないかもしれません。

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M4 MacBook Airを選択すべき!?
はじめに結論ですが、M4 MacBook Airは勿論、M3やM2 MacBook Airも高性能ですので、多くの方はどちらを選択しても充分な性能なので安心してください。
Appleが新商品を発表する時は、大きく分けて年度末の3月や6月のWWDCとiPhoneの発表がある9月があり、ここ数年iPhoneの発表から1ヶ月後にiPadやMacの新商品発表があります。
この3月、6月、9月〜10月以外では、MacをはじめiPadやiPhoneなどの購入を待つ必要はないと言っていいです。
その理由は、
「欲しいと思った時は、新しい機能や何か必要に迫られているから!」
Macに限らず、購入するタイミングはそういった時でしょう。
購入するタイミングを逃すことにより、Macなど購入予定している機種を使う時期が遅くなる方が、デメリットの方が多いです。
2024年3月にプレスリリースでM3 MacBook Airが発表、発売され、同時にM1 MacBook Airがラインナップから消え、M2 MacBook Air 13インチはM3 MacBook Airと同時に並行しての販売がされ、2025年3月にM4 MacBook Airの発表と同時にM3 MacBook AirがApple Storeの販売ラインナップから外れました。
長く利用する前提でMacBook Airの購入をするならば、M4 MacBook Airの方がM3 MacBook AirよりもmacOSのサポート期間が長いと予想できますので、長期的に考えてどちらを選ぶか検討されることをお勧めします。
M4 MacBook AirやM4 Mac miniが発売されていますが、M3 MacBook Airも非常に高性能なMacですので、外出先でMacの利用があるならば、M3 MacBook Airを今購入しても性能面でも充分満足されるMacです。

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次は、M2 MacBook Airを購入しても大丈夫な理由について解説します。
前モデルのM2 MacBook Airを購入しても大丈夫!?

引用 : Apple
MacBook Airの購入を今検討されている方にとって、2022年発売のM2 MacBook Airを今購入してもスペック的に問題ないのか、気になるところでしょう。
M3 MacBook AirとM2 MacBook Airのスペック比較をしますが、「M2 MacBook Airを購入しても大丈夫!」です。M2 MacBook Airでも充分すぎる性能だからです。
M3 MacBook AirとM2 MacBook Airの仕様
それでは、旧型となったM3 MacBook AirとM2 MacBook Airの仕様を比較していきます。
| M3 MacBook Air 13.6㌅ | M2 MacBook Air 13.6㌅ | M1 MacBook Air 13㌅ | |
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|
| 発売年月日 | 2024年3月 | 2022年7月 | 2020年11月 |
| カラー | ミッドナイト / スターライト / スペースグレイ / シルバー | ミッドナイト / スターライト / スペースグレイ / シルバー | スペースグレイ / シルバー |
|
システムオンチップ(SoC)
|
Apple M3 | Apple M2 | Apple M1 |
| 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU | 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU | 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU | |
| 最大10コアGPU | 最大10コアGPU | 7コアGPU | |
| 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | |
| 100GB/sのメモリ帯域幅 | 100GB/sのメモリ帯域幅 | ー | |
| メディアエンジン | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264及びHEVC ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン |
| メモリ | 16GB / 24GB | 16GB / 24GB | 8GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
|
ディスプレイ
|
13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ |
| 2,560 × 1,664ピクセル | 2,560 × 1,664ピクセル | 2,560 x 1,600ピクセル | |
| 500ニトの輝度 | 500ニトの輝度 | 400ニトの輝度 | |
| ー | ー | ー | |
| 高さ | 1.13cm | 1.13cm | 0.41〜1.61cm |
| 幅 | 30.41cm | 30.41cm | 30.41cm |
| 奥行き | 21.5cm | 21.5cm | 21.24cm |
| 重量 | 1.24kg | 1.24kg | 1.29kg |
| カメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
|
オーディオ
|
4スピーカーサウンドシステム | 4スピーカーサウンドシステム | ステレオスピーカー |
| 空間オーディオに対応 | 空間オーディオに対応 | ー | |
| 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ 「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード よりクリアなオーディオ通話とビデオ通話の音声 |
指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ | 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ | |
|
ポート・ワイヤレス
|
Thunderbolt / USB 4ポート × 2 | Thunderbolt / USB 4ポート × 2 | Thunderbolt / USB 4ポート × 2 |
| MagSafe 3充電ポート | MagSafe 3充電ポート | ー | |
| Wi-Fi 6E(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) | |
| Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.0 | |
| セキュア認証 | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
|
電源とバッテリー
|
最大15時間のワイヤレスインターネット | 最大15時間のワイヤレスインターネット | 最大15時間のワイヤレスインターネット |
| 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | |
| 52.6Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 52.6Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 49.9Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | |
| 30W USB-C電源アダプタ | 30W USB-C電源アダプタ | 30W USB-C電源アダプタ | |
| 価格 | 164,800円(税込)から | 148,800円(税込)から | ー |
現在発売されているM3やM2 MacBook AirとM1 MacBook Airの大きな違いは、
- 搭載チップがM3かM2か
- ベースメモリ16GBと増設メモリ
- 外観
- 搭載スピーカー
- FaceTimeカメラの画素数
この5つが大きな違いと言えます。
はじめに「搭載チップ」の違いですが、M1からM2に進化した点として「GPUのコア数」をM2チップは最大10コアのモデルを選択することが可能です。
M2チップとM1チップ最大の違いですが、これはGPUの性能強化です。その目的としては、動画編集時のエンコードやプレビューををよりスムーズに出来る様に改良したと言って良いでしょう。
高効率コアのCPUクロック周波数アップもM2チップの特徴ですが、動画編集をする機会が多くなった今、より編集作業をスムーズに行えるような進化がM2チップにはあります。
そして、カスタマイズ可能な「メモリ」ですが、M4 MacBook Proなどの発表と同時に、MacBook Airのベースメモリ8GBが廃止され、16GBへと変更になりました。M2やM3チップ搭載MacBook Airは最大24GBまで増設可能です。
ただ、メモリを24GBまで利用する様な場合、それだけ多くのメモリを消費しCPUを動かす際には発熱に関しても考慮しなければならないでしょう。24GBのメモリを搭載しなければならない人は、ファン搭載のM4 MacBook Proも候補に入れるべきではないかとも思います。
「外観」もM2 MacBook Airから大きく変わりました。これまでのウェッジ型からフラットな外観へと生まれ変わり、カラーもミッドナイトとスターライトの新色が追加されました。
シックなカラーは高級感があり、モチベーションをも上げてくれます。
カラーやデザインが気に入った方は、迷うことなく購入しましょう。気に入った商品なら利用頻度が上がり、MacBook Airを使いこなすまでにそれほど時間が掛からないでしょう。
「搭載スピーカー」も4スピーカー搭載で、空間オーディオ対応になりました。動画視聴や音楽鑑賞でその差が出るでしょうが、一度実機で音質などを確認することをおすすめします。
そして「FaceTimeカメラの画素数」が1080pへと改良されました。
テレワークをはじめ、ビデオ通話などを利用する機会が増えた今、嬉しいアップデートだと思います。
M3及びM2 MacBook Airがおすすめな人
そもそもMacBook Airがおすすめな人はどういった人でしょうか!?
M3やM2 MacBook Airがおすすめの方は、
- 何しろデザインやカラーが気に入った人
- 何しろ新しいMacが良い人
- 購入後長く利用する前提でMacの利用を考えている人
- 動画編集と写真編集などメモリ消費の多いタスクを同時にする必要がある人
- M1 MacBook Airのメモリ8GBからの買い替えの人
- インテル製CPUのMacBook Pro等からの買い替えの人
主にこういった人に、MacBook Airがおすすめです。
MacBook Airを購入するなら、新しいデザインかカラーでより性能が優れている方が良いと思うのも当然のことでしょう。
それに、OSのサポート期間も新しいMacの方が長いでしょうし、長くメインマシンとして利用するなら、少しでも新しい方が良いでしょう。

また、M1 MacBook Airのメモリ8GBを利用していて、メモリ消費の多いアプリを利用する様になり、メモリ不足を感じている方でMacBook Proを選択するまでもない方にとっては、最大32GBまで搭載可能なM4 MacBook Airは魅力的なMacです。
そして、Intel製のCPUを搭載しているMacBook Proを利用している方で、Appleシリコンの性能を試したい方もM34やM3 MacBook Airは最適です。
もっと言うなら、M1 MacBook Airでも性能と省電力性に驚くことでしょう。

M1 MacBook Airでも充分満足できる人
一方、2020年発売のM1 MacBook Airがおすすめな人は、こういった人でしょう。
- 既にMac miniやMac Studioなどの高性能デスクトップをメインで利用していて、外出先で軽い作業を中心にする人
- メインマシンとして利用だが、Webブラウジングや文章作成、メール等それ程負荷をかけずに利用する人
- Macビギナーで、費用をかけずにMacの利用をしたい人
- MacBook Airの特徴である「あのスタイル」が好きな人
という感じではないでしょうか。
ただ、私も今メインのPCとして利用しているM1 MacBook Airですが、4Kの動画編集も可能ですし、スペック的にはまだまだ充分満足して利用可能なMacでもあります。
M2 MacBook Airがおすすめな人にも掲載しましたが、Intel製CPUのMacBook AirやMacBook Proからの買い替えの場合も、充分満足できる性能をM1 MacBook Airは持っています。
M2 Pro搭載 Mac miniが発売された際に追加購入を考えていましたが、M1 MacBook Airでも4K動画の編集も出来るので購入を見送ったくらいです。
これは、私が利用していて一番感じていることです。
ほとんどの方にM1 MacBook AirがおすすめできるMacですし、M1 MacBook Airを利用していて動画編集をもっと頻繁に、そして編集する動画が多くなってきた時に、M3 MacBook Pro等上位機種を検討するくらいで良いと感じます。
ただ、M1 MacBook Airはラインナップから外れ、店頭在庫などでしか新品のM1 MacBook Airを購入することができません。Apple認定整備済製品や中古品の購入を検討している方にとって、M1 MacBook Airは満足できる性能なのは、M1 MacBook Airユーザーの私も体験・体感済みです。

これからMacBook Airの購入を検討されている方は、macOSのサポート期間などを考慮すると「M4 MacBook Air」が一番サポート期間が長く、次に「M3 MacBook Air」、「M2 MacBook Air」、そして「M1 MacBook Air」はサポート期間が一番短いと思いますので、サポート期間を考慮するとM4 MacBook Airを選択するのがベターな選択でもあります。
M1 MacBook AirからM2 MacBook Airへの買い替えは微妙!
今、M1 MacBook Airを利用している方がM2 MacBook Airに買い替えた場合、体感できる程の性能差を感じることはほとんどないでしょう。
Intel製チップ搭載のMacからM1 MacBook Airへ買い換えた時の衝撃が大き過ぎた為、体感差を求めての買い替えは要注意です。
M2 MacBook Airを数日利用した上での私の感想ですが、動画の書き込み時間が数十秒短縮した程度でした。
現在M1 MacBook Airを利用していて、特に不満がない方はM2 MacBook Airの購入は見送り、M3 MacBook Airの選択を考慮すべきです。
M1 MacBook Airを利用していて、メモリ不足やストレージ容量が足りない等の理由では、M4 MacBook Airのメモリやストレージをカスタマイズしての購入がベターでしょう。

次は、MacBook AirとMacBook Proの大きな違いについて解説します。


性能的に満足していて、ディスプレイの大きなMacへ買い替えを検討しているなら
MacBook Airなど今お使いのMacの性能に満足していて、ディスプレイサイズの大きなMacBookへ買い替えを考えているなら、外部ディスプレイを導入することで解決できますし、出費も抑えられます。
M1からM2や、M2からM3などへ買い替えた場合、処理速度の違いを体感できることは殆どないと言えます。
今お使いのMac、例えば13インチから15インチのMacBook Airへ買い替えを検討しているなら、27インチクラスのディスプレイを導入することで、驚くほど作業が捗り、効率アップに繋がります。
Macの性能に不満がないのであれば、外部ディスプレイの導入により良い環境を得られたと感じることでしょう。

MacBook AirとMacBook Proの大きな違い

引用 : Apple
今発売されているM3やM2 MacBook AirとM4 MacBook Pro(14インチやM4 Pro/Max搭載MacBook Pro含む)の大きな違いは、「搭載されているチップ」と「冷却ファンを搭載しているかいないか」です。
この「冷却ファンを搭載しているMacBook Pro」を必要とする人は、
- 自宅以外でもクリエイティブな利用をする機会の多い人
- 動画や写真の編集時間を短縮して量をこなしたい人
- Adobeのアプリなど、メモリ消費の多いアプリを複数立ち上げて作業する人
- プロのクリエイター
特に、M4 Pro/M4 Max搭載のMacBook Pro(14/16インチ)のスペックはプロ仕様であり、プロとしてMacで作業をする人の為のMacと言えます。

引用 : Apple
M4 Pro搭載MacBook Pro 14インチの詳細やユーザーレビューははこちら
こういった利用をしない人であれば、わざわざ高額なMacBook Proを購入するよりも、その差額を最新のiPhoneやiPad、またミラーレスカメラ等の購入費用に充てた方が、より充実したApple Lifeを送ることができるでしょう。
Apple製品は、iPhoneとMacやiPhoneとiPad等で利用できる「連係」機能が最大の魅力でもあります。


M2 Pro搭載のMacBook Proまでは必要ないけれど、冷却ファン搭載を望む人は、メモリ最大24GBまでカスタマイズ可能な「M2 MacBook Pro 13インチ」といった選択もあります。筐体自体はM1 MacBook Proと同じですが、バッテリー稼働時間も長くておすすめの機種でもあります。
M4 MacBook Proの魅力
2024年10月末、Appleホームページのプレスリリースにて、新型チップのM4、M4 Pro、M4 Max搭載の「MacBook Pro 14インチ・16インチ」の発表があり、発売されました。
M4 MacBook Pro 14インチは、M3 MacBook Pro同様にLiquid Retina XDRディスプレイ搭載、遂にベースメモリが16GBへアップ、そしてThunderbolt/USB-C 4が3ポートへと増加し、スペースグレイの代わりに「スペースブラック」が追加され、魅力あるMacBook Proとなっています。

引用 : Apple
M4 MacBook Pro 14インチの詳細やユーザーレビューははこちら
詳細はこちらの記事👇をご覧下さい。

M3 MacBook Airを選択すべきか!?

最後にもう一度まとめますが、通常ならば新しいチップ搭載の「MacBook Air」を勧めますが、性能的に充分満足できるM3 MacBook Airでも性能的にも充分ですので、両機種ともに殆どの方にベストなMacと言えます。
- 「M4チップの性能」が必要か!?
- M2 MacBook AirとM3 MacBook Airの価格差をどう感じるか!?
この2点が非常に重要ですので、冷静に判断しましょう。
筆者のおすすめは、将来的なmacOSサポート期間の長さなどを考慮すると、実機で様々なタスク処理をした結果、M4 MacBook Airが多くの方にとって費用的な面でもベストな選択になると感じます。



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